ビク石登山7~旅の終わりに
巨石の谷を下りて、麓の平地までやってきました。写真を撮りながらののんびりしたペースで下ったので、ビク石頂上から約1時間半かかってしまいました。平地にも巨石があります。表石と書かれていますね。茶畑も見え、麓の里に着いたという感じです。小山の上の方まで、段々茶畑が続いています。サルスベリの花も咲いています。この時期はあちこちでサルスベリの花を見かけますね。よく見ると、実もなっています。ここで晴見鳥さんが、空に虹がかかっているのを見つけます。写真ではよくわからないかもしれませんが、肉眼でははっきりと見えていました。快晴の空に虹です。太陽の暈でもないんですよね。不思議な虹でした。まるで無事に下山したことを祝ってくれているみたいです。素敵な天からのプレゼントですね。これはカクトラノオ。花穂が虎の尻尾のように見え、さらに茎が角張っているので「角トラノオ」という和名がついたそうです。花が綺麗なので、ハナトラノオとも呼ばれています。電線にとまっていた燕さんです。燕尾服を着込んで正装しています、何かお祝い事でもあったのでしょうか(笑)。空には・・・天女さんが美しく舞っています。右の雲は飛行機雲だと思います。最後は山の端に沈んだ夕日の最後の煌きです。空に向かっていくつもの光の筋を投げかけていました。ビク石登山のレポート(絵日記?)はこれで終わります。