鹿の頭の上の女神とオーブ
昨日オーブの話題を取り上げたので、今日も、昨年のイギリス取材旅行で私たちが撮影したカンタベリー大聖堂のオーブの話題です。既に紹介しましたが、壁に掛けられた絵に現れたオーブでしたね。実は先月、秋山眞人さんにこの写真を鑑定してもらいました。秋山さんが言うには、このようにオーブの周りが薄く光っているのは、実体に近いオーブなのだそうです。昨日ご紹介したオーブも周りが薄く光っていますから、同じように「実体に近いオーブ」ということになるのでしょうか。昨日のオーブはこれですね。「実体に近いオーブ」の定義を聞き忘れましたが、おそらくより物質界に近いエネルギー体のことであると私は理解しました。さて、カンタベリー大聖堂で撮影したオーブの話に戻りますが、秋山さんに撮影したいきさつを話すと、秋山さんは「何で鹿なんだろう」と言って写真を詳しく調べ始めました。そして、「ああ、鹿の頭の上に女神がいますね」と言います。実は私たちはそう指摘されるまで全く気付かなかったのですが、何と絵の中の鹿の頭の上に女神が描かれていたんですね。見やすいように拡大した写真はこちらです。秋山さんによると、鹿や犬は神の眷属で、写真左下に描かれている人間が鹿の頭の上にいる女神に祈りを捧げている絵だというんですね。オーブはちょうど、祈りを捧げる人間と女神の間に現れたと指摘します。私たちは「なるほど」とうなづきました。どうやらオーブは、そのことを知らせるために写りこんだ可能性もあるんですね。とにかく私の伴侶さんは鹿が大好きなんです。きっと鹿とはただならぬ因縁があるような気がします。ガイドブックによると、私たちが当時(19世紀後半)暮らしていたとみられるリッチモンドも広大な公園と鹿で有名な場所だそうです。今度再びイギリスに取材旅行に出かけ、確かめてみようと思っています。