出雲族と大和族の話(番外)
本当は書くつもりはなかったのですが、東北関東大地震があったので触れることにします。原日本人には、縄文人のほかに少数ですが天空浮船族がいたのではないかとの説をご紹介しましたね。当然、この天空浮船族はどこから来たのかという疑問が生じます。私のインスピレーションさんは、彼らがアトランティスから天空浮船に乗って逃げてきたのだと告げます。まだ検証していないので真偽のほどはわかりませんが、アトランティスは元々素晴らしい国だったみたいです。ところがある時期から、科学を「悪用」(編注:具体的に何をしたかは不明)するグループと、それを使わせまいとするグループの間で対立が起きたように思います。やがて科学の「悪用」が進むと、自然界が人間の想念のネガティブな部分に反応して激しく壊れるんですね。アトランティスの人々の中には、やがては大災害がやってくることを知っていたグループもいました。彼らは天空浮船を準備しつつも、最後まで破壊が起こらないようアトランティス大陸にとどまろうとしたのですが、結局はいくつかのグループに分かれて天空浮船に乗って脱出したみたいです。脱出後の集合場所もある程度決めていた可能性もあります。その一つのグループが、日本にやって来たように感じています。縄文時代の話なのか、あるいは縄文時代よりはるかに前の話なのか、私にはわかりません。大災害によって沈没したアトランティスから天空浮船で脱出したという話は、ちょっと旧約聖書のノアの方舟の話に似ていますね。実際に彼らは、旧約聖書や竹内文書に書かれているように、何百歳と生きることができる長寿の人種だったのだとインスピレーションは告げています。本当にそのような人種がいたのでしょうか。謎ですね。ここで一つ断っておきますが、確かにアトランティスが滅んだという「歴史」はどこかに存在しているようです。その「歴史」を経験した意識体も、現在の日本や地球にたくさん来ているのでしょう。現在の私たちの3次元的な肉体は、過去から未来への時間の中でしか存在しません。ところが、魂、もしくは意識体は過去、現在、未来のどこにでも存在できるのだという説は、『不思議な世界の歩き方』や『異次元ワールドとの遭遇』でもご紹介しましたね。そして現在が変われば、過去も未来も変わるという説もご紹介しました。だから私たちは、「今」の困難を克服することで、過去も未来も書き換えることができるんですね。アトランティスのカルマの解消だけでなく、アトランティスの滅亡という「歴史」すらなかったことにもできるわけです。今回は大地震により、原発事故という未曾有の大災害が発生、今もそれが続いています。「安全でクリーンな原発」というプロパガンダ神話はとっくの昔に崩れ去りました。では今後どうするかは、私たちが決める問題です。ドイツが方向を示しつつあるように「原発はすべて廃止する」という選択肢もあれば、アメリカのようにより安全基準を厳しくして、原発により依存していくという選択肢もあるのでしょう。私がその選択をする際に思い浮かべるのが、バベルの塔です。実現不可能な天に届く塔を建設しようとして崩れてしまったとされる、旧約聖書に出てくる巨大な塔ですね。神(大自然)さえ凌駕できると考えた人々の傲慢には、その傲慢をへし折るような「イベント」が起こるように思えるんですね。宇宙に存在する「引き寄せの法則」のようなものでしょうか。あらゆる天災を凌駕する科学技術など、今の地球にはありません。地球の科学者や技術者が考える「想定」など狭くてちっぽけなものです。「地震列島」とも呼ばれる日本列島に原発を造ることは、賢い選択でしょうか。大活断層のある山脈に穴を開け、高速鉄道を建設することは? 価値観がどこか狂っていませんか。私には、そうしたことはまさに人災にしか感じられないんですね。何を選ぶかは皆様の自由。私の意見も、「未来の選択」のご参考にしていただければと存じます。