古代巨石遺構とイエイツゆかりの地を訪ねるアイルランド一周の旅13
北アイルランドのストーンサークルを後にして、アイルランド共和国に再び入ります。この日宿泊したのは、アイルランドの北西部・ドネゴールのそばにあるアーダラという町です。この北西部は、手つかずの大自然が数多く残されており、イングランドの支配がもっとも弱かった地域でもあります。薔薇のシーズンには少し早かったですが、ローズガーデンのコンテストで賞を取ったこともあるというウッドヒル・ハウスというゲストハウスに早めにチェックインして、車で周辺を回ることにしました。宿屋のご主人に聞いて最初に向かったのはドルメンでしたが、見つからなかったために、急きょ予定を変更して、スリーヴ・リーグというヨーロッパでも有数の海抜が高い海岸線の断崖絶壁(約600メートル)に向かいました。そこに向かう途中で写した風景です。青と緑と白が鮮やかです。峠から今しがた登って来た道を撮影。道には時々、羊さんたちがお出ましになるため、しばし車を止めて休憩することになります。アーダラから一時間ほどでスリーヴ・リーグに到着。ここでも羊さんたちが、のんびりと景色を見ながら(?)お食事中でした。(続く)