第二回英国の巨石をめぐる旅11(エジンバラ城とピラミッド)
先日ご紹介したエジンバラ城から見えたピラミッドですが、最高の目標物となります。もうちょっと引いた写真も紹介しましょう。平坦な土地の向こう側に聳え立った山のように見えますが、実は対岸のさらに2キロ先の海上に浮かぶ高さ約100メートルのバス・ロックという岩の島です。エジンバラ城の東北東40キロ強の場所にあります。おそらくこの場所に拠点を構えた古代の人たちは、この島を目印、もしくは光通信の基地にしていたことは間違いありませんね。こんなにはっきりと見えるんですから。それにしても見事なピラミッド型の島に見えます。まさに砂漠ならぬ海に浮かぶクフ王のピラミッド。ここからは私の想像ですが、このピラミッド型の島がここにあるのは偶然ではないですね。やはり利島や鵜渡根島と同様に島を加工するなどして意図的にピラミッド型にしたように感じられます。その理由は、次回お話しすることにいたしましょう。