第三回イギリス巨石めぐりの旅76(羊たちの列石)
列石と言えば、フランス・ブルターニュ地方カルナックの列石が有名ですが、このエイヴベリーにもかなりの規模の列石があります。それが、エイヴベリーの大サークルからまるで両手のように伸びていたとみられるアヴェニュー(大通り、道)と呼ばれる列石群です。それぞれ南東と南西の方向に伸びていたとされています。その南東側のアヴェニューは比較的よく保存されて残っています。二列の列石がずっと、写真奥の大サークルまで続いています。ただし、かつては200ぐらい会った列石の数も今は数十しか残っていないそうです。一つ一つの石もユニークです。こちらの石は・・・手前の石は、また五角形のホームベースのように見えますね。きっとこのアヴェニューで運動会とかベースボールとかをやっていたにちがいありません。そしてこちらのアヴェニューは・・・石ではなく、隣では羊たちがアヴェニューのように並んでおりました(笑)。(続く)