神々の山を訪ねて64(チーズリングの岩山)
英国コーンウォール州にあるハーラーズ・ストーンサークル。その「パイプ奏者」と名付けられた二本の石柱の間に見える岩山が、聖なる山であることは間違いありません。中央奥に見える山を拡大するとこうなります。その岩山に向かって歩いて行きます。その岩山の頂上付近にある奇妙な形の岩がこちら。円いチーズを重ねたような形をしているのでチーズリングと呼ばれています。二本の柱のような石柱はまさに神社の鳥居。ストーンサークルは拝殿で、チーズリングの岩山はご神体山ということになります。古代日本の神道の要素がすべてここにあります。長年の雨水等の浸食でチーズリングのようになったことを考えると水のエネルギー。岩山のイメージは大地に通じるので土のエネルギー。ストーンサークルの円形は天を、三つのストーンサークルの「三」は火のエネルギーを表します。門柱には木のエネルギーが宿り、二つの柱の「二」に着目すれば金のエネルギーを持っていることになります。そしてこの山も聖マイケルライン上にあります。天と地、山と大地を結ぶ聖なるラインです。