富士山とカエル男
御柱屋敷を見た後、長野県富士見町の井戸尻考古館を訪れます。富士見町と言われるだけあって、考古館の前からは富士山が望めます。この写真の右側にある構造物は何かというと・・・・御柱祭りの御柱でした。諏訪大社だけでなく、各地の諏訪神社で同じような御柱祭りが開催されます。先に紹介した「本州の重心・小川町」でもそうでした。井戸尻考古館には、縄文土器が多数展示されています。定番の渦巻き文様。で、こちらは以前紹介しましたが、蛙紋と呼ばれる紋様です。「ねずみ男」ならぬ、「かえる男」でしょうか。そう言えば、水木しげるの「悪魔くん」にも「蛙男」は出てきましたね。このような蛙紋の別バージョンもあります。カタツムリのように胴体部分が渦を巻いているように見えるのは、オタマジャクシを宿しているからでしょうか。縄文人の想像力の豊かさが現れているように思われます。