アイルランドと北海道
二週間前にアイルランドから帰って来たばかりだと言うのに、ほとんど休む間もなく七泊八日の北海道縄文遺跡探訪取材に出かけ、昨夜遅く帰って来ました。かなりの強行軍ですが、何とかこなすことができました。その北海道取材の感想はというと・・・・・北海道はまるでアイルランドのようであった、ということでしょうか(笑)。北海道の美瑛辺りの牧草地は特にアイルランドの牧草地と似ています。家畜の臭いと、一面に広がる緑、それに青い空。湿度などの気候もアイルランドに似ているように思いました。ただし、アイルランドの方が間違いなく雨が多いです。その代り、北海道の方が雪が多いですよね。高い山が多いですから。そして肝心の古代遺跡ですが、北海道の縄文遺跡も負けてはいません。既に紹介した鷲の木遺跡のストーンサークルや、垣ノ島遺跡の盛り土遺構、キウス周堤墓群の周堤は、アイルランドのヘンジやストーンサークルと似かよっています。で、今回は、深川市の音江環状列石や洞爺湖町の入江・高砂貝塚、全長139メートルの環濠を持つ静川遺跡などを調べてきました。5000年前の地球には、既に共通の文明があったとする持説を補強するための取材です。その北海道取材の報告もいずれブログで紹介することにいたしましょう。次回のブログは、再びアイルランド見聞録に戻ります。