手の平の上にある永遠
寒い日が続きますね。今日ご紹介するのはこちら。梢の先の月です。我々の時代の先には、どのような未来があるのでしょうか。先ほど第一回目のゲラ校正が終わりました。実はこの本の終わり方が気に入っていて、ウィリアム・ブレイクの「無垢の予兆」(Auguries of Innocence)の詩を念頭に置いています。To see a World in a Grain of SandAnd a Heaven in a Wild FlowerHold Infinity in the palm of your handAnd Eternity in an hour一粒の砂に世界を見て、野の花に天界を知る手の平には無限があり、一瞬には永遠があるそのことを知っているということは、ブレイクは完全なオカルティストですね。どうしてこの詩が出てくるかは、来月22日発売予定の新著をお読みください。