春を探して23(河津桜と菜の花)
一週間ほど前に撮った写真ですが、河津桜と菜の花です。咲き誇っていますね。春爛漫という感じがします。ところで、来月(3月)9日発売の月刊誌ムー4月号に私が書いた第73世武内宿禰こと故・竹内睦泰氏の追悼記事が掲載されるようです。昨年12月に執筆を依頼されたもので、『開運! オカルト実用大全』脱稿から著者校正までの間に生まれた空白の二週間を使って、書かせてもらいました。初めは時間内に書けるかどうか心配したのですが、いつものように書き始めたらスラスラと筆が進むのが不思議です。1990年代にジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院(通称SAIS)で学んでいたとき、ものすごくシビアな成績を付けることで有名な、米外交史を教えるマンデルバウム教授のテイクホーム・イグザム(問題を学校で受け取って、家に持ち帰って期日内に解答する試験)でも同じことが起こりました。確か二日か三日で五問の中から三問の問題を選んで、家でエッセイ(小論文)を三本書くという試験でしたが、問題を読んだ瞬間に小論文の構成と内容が浮かび、あとはそれを詳しくなぞって行くだけという現象が起きました。英語を母国語としない外国の学生ではAマイナス(日本の「優」に相当)を取ることも難しいと言われていた教授でしたが、見事にA(日本の「秀」に相当)を取ったことを覚えています。今回の追悼記事の出来栄えは、読んだ方に判断していただくしかありませんが、制約のある中、私なりにベストを尽くさせてもらいました。是非読んでみてください。14ページを使った二色吊り特集で、タイトルは「『正統竹内文書』を継承した孤高の祭祀王 第73世武内宿禰・竹内睦泰」というようなものになるようです。ちなみにむっちゃん(故・竹内氏)は、私がハーバードの大学院を卒業した事よりも、ジョンズホプキンズの大学院(SAIS)を出たことのほうを評価しておりました。SAISは日本の防衛省や自衛隊幹部、各国の外交官、米海兵隊のエリートたちが学ぶ大学院だからです。ただし私は経済畑だったので、どちらかというと旧通産相や旧大蔵省の役人と仲が良かったです。「今は昔」で、懐かしい思い出話となっております。