英語の授業について行けず
17歳のときの英国滞在日記。滞在二日目の日記を見てゆきましょう。 8月4日 12歳の男の子マークがバス停まで案内してくれる。 バス停まで約8分の徒歩。しかし、三分の差で乗り遅れ、20分待たされる。 バス停には名前がなく、停車するところのバスの番号のみが書いてある。学校まで20分で、18ペンス(約120円)。「昨日値上げした」と書いてあった。 ちょうど間に合って、9時30分にアカデミア校の分校「テクニカル・カレッジ」に到着。 指定された部屋に行き、10分後にはクラス分けテストを受けます。テストの説明は全部英語で、テストの開始が告げられます。 前半は簡単でしたが、後半は段々難しくなってお手上げ。 テスト終了後、50ペンスでボーンマスの市内観光に出かけます。 ボーンマスの中心街ボーンマススクウェアは、とても賑やかで、そこを中心にお店がたくさん立ち並んでいる。 崖があり、それが7マイル(約11キロ)以上続いている海岸線は素晴らしい。 たくさんの人がそこに泳ぎに来る。 学校に近くには、プール公園があり、とてものんびりできて、きれいな芝生の上にたくさんの人たちが日光浴に来る。 クリケット場、サッカー場、テニスコートがある。 16時に各教室で授業開始。テストの結果、上から二番目のhigher intermediate のクラスになる。クラスはadvanced, higher intermediate, intermediate, higher elementary, elementary, beginnerの六段階にわかれている。 授業はとても難しい。その日は早くも宿題が出る。 その宿題とは、新聞のあるトピックを読んできて、その話のあらすじを明日の授業で発表しなければならないというもの。horrible! バスはアナウンスも掲示板も停留所名もないので、景色を見て判断し、降りなければならない。とても神経を使う。何とか帰宅。温かい食事が出てホッとする。宿題は手伝ってもらう。一般にBBCテレビでは素晴らしい番組が多い。3つのチャンネルしかないけれど。 ミルクのコマーシャルがお気に入りになる。 以上が二日目です。 試験があって、クラス分けがあり、その結果が出るまで、ボーンマスの市内観光があったようです。 上から二番目のクラスは、正直当時の私には難しすぎました。社会人や大学生ならついていけたでしょうが、高校二年生の知恵と語彙力ではちょっと無理という感じ。 授業もついて行けなかったのを覚えています。 ですから最初の一週間はハードでした。 二週目から一つクラスを下げてもらったら、ちょうどよかったです。 (続く)