|
テーマ:不思議な世界(697)
カテゴリ:不思議な世界
知られざる人類の歴史6
エドガー・ケイシーの別のリーディングには、次のような発言もある。 「1050万年前に人が初めて住み、数多くの隆起と変動があり、その間に20万年にわたる文明があった」「三つの大変動が数千年の間隔で起こり、その後、ついに破壊されてしまった。最後のものは紀元前約1万100年ごろであった」(マリー・エレン・カーター『エドガー・ケイシーの予言』より) ケイシーが正しいとすると、最初の人類の文明は20万年間も続いたという。これはいかなる文明であったのか。ケイシー自身、詳しく語っていないのでわからない。三つの大変動が起きたというのだから、一度目の大変動で最初の文明が滅び、さらにもう一つ文明があり、二度目の変動で滅亡。次にアトランティスやムーといった文明が開花したのだろうか。プラトンの『国家』にも、ソクラテスが語った話として、ギリシャの哲学者ソロンがエジプトの神官から、人類は一つの洪水しか覚えていないが、それ以前にも多くあったこと、いろいろな原因により人間の破壊がたびたび起こっていたことなどを告げられたとしている。 ケイシーはムーだけでなく、レムリアについても語っている。ただしケイシーは、アトランティスのことは詳細に語っているが、レムリアやムーのことは詳述していない。これは単純に、ケイシーがリーディングした人たちがアトランティス時代に生きた人たちの生まれ変わりが多かったからだとされている。 レムリアとはどこにあり、どのような文明だったのか。ケイシーを研究しているマリー・エレン・カーターによると、レムリア大陸は太平洋にあり、ムーは今のカリフォルニア州南部とメキシコにかけてあったのではないかという。もちろん、ケイシーが所在地を明確にしていないため、これが正しいかよくわからない。 レムリアとムーの間の関係にも混乱があるように思える。ケイシーのリーディングの中にある少ない情報をかき集めると、レムリア大陸からゴビ砂漠に避難してきたレムリア人の統治者として「ムー」という名の預言者が出てくる。ムーは「法律を与えるもの」とも称されており、おそらく王のような存在で、その息子ムーゼーンが後に王位を継いでいる。彼らは紀元前1万年ごろ、モンゴルの広大な草原に、物質的にはかなり高度に進歩したタオイ文明を築いたという。 このレムリア人の末裔とみられる統治者ムーは、ムー大陸とどういう関係だったのだろうか。統治者であるムーの名をとってレムリア大陸のことをムー大陸と呼んだのだろうか。あるいはレムリアとムーは植民地のような関係にあったのか。それらの質問に答えるようなケイシーのリーディング記録は見つかっていない。 (続く)=文中敬称略 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[不思議な世界] カテゴリの最新記事
リーディングは、現代では、多くの方がするらしいので、日本でも、やっている方はいるでしょうね。
それらの方は情報を得ているかもしれませんね。 深い催眠状態になれば、アカシックレコードともいえるものに、アクセスできる人はけっこういるのかもしれません。 ただ、何万年も続けて生きている人はいないので、なかなかその真実性はわかりませんね。 永遠のなぞなのかなあ。 人類が完全に覚醒したとき、それらの情報は、湯水のように流れはじめるのかもしれませんね。 (2005.05.14 14:59:06)
きときとさん☆☆☆さん
こんばんは。 >リーディングは、現代では、多くの方がするらしいので、日本でも、やっている方はいるでしょうね。 > >それらの方は情報を得ているかもしれませんね。 > >深い催眠状態になれば、アカシックレコードともいえるものに、アクセスできる人はけっこういるのかもしれません。 そうですね。秋山さんも退行催眠でアトランティスの時代のことを思い出したり、思い出させたリしているようです。レムリア時代に気球の製作に携わっていたことがあるとか、最新の本に書いてありました。 >ただ、何万年も続けて生きている人はいないので、なかなかその真実性はわかりませんね。 >永遠のなぞなのかなあ。 いまのところ、決定版ともいえる情報はありませんね。明日の日記に書きますが、いろいろな過去(複数の過去)があるのか、なにか過去が複数になるような出来事が起きた可能性もあります。 > >人類が完全に覚醒したとき、それらの情報は、湯水のように流れはじめるのかもしれませんね。 なるほど。そういう考え方もできますね。まだ覚醒していないので、歴史も明らかになっていないのかもしれません。いずれ明らかになるのでしょう。 (2005.05.14 21:35:15) |
|