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白山菊理姫

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2015.03.07
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カテゴリ:歴史箱
政略結婚で男の子が生まれなかったのだから、日向族にとって王位継承権を持つ王子はアマテラスと高木神の子であるオシホミミとなります。
これに対して、出雲族にとっての王位継承者はだれなのでしょうか。

実はこれには二つ考え方があります。
政略結婚によって生まれた宗像三女神の末子であるタギツヒメが王位継承者であるとする考え方と、スサノオとクシナダヒメの間の末子であるスセリビメが王位継承者であるとする考え方です。

そうなんですね。既にご紹介したように、出雲族では末子相続なんです。しかも男女の区別はあまりしていなかった節があります。ということは、政略結婚で女の子が生まれたのだから、出雲族にとっての「王」はタギツヒメでいいではないかと思った可能性が強いんですね。

ここで解釈の違いが出てくるわけです。双方の言い分が食い違ってきます。
日向族は、長子相続でしかも男の子が王位継承権を持つべきだと考えています。
一方、出雲族は末子相続で「女の子でもいいいじゃん」と考えているわけです。

やはり離婚でもめないようにちゃんと契約書を作っておけばよかった・・・・・・もちろんこれは冗談ですからね。

でもアマテラスとスサノオは、三女神が生まれた後、実際離婚してしまいます。これは後で詳しく話しますが、多分本当の話です。

とにかく日向族にとっては、タギツヒメを王位継承者にしようなどという出雲族の言い分を受け入れることはできなかったわけです。「末子の女の子に王位をつがせるぐらいなら、うちの息子のオシホミミを王位に付けます」というような感じでしょうか。

何となく離婚の原因もわかってきたでしょう?
そして勘のいい読者の方ならお気づきでしょうが、これが「天の岩戸隠れ」の真相なわけです。
(続く)





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最終更新日  2015.03.07 11:06:57
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