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テーマ:不思議な世界(701)
カテゴリ:不思議な世界
退行催眠の話に入る前に、東経137度11分の羽根ラインが古代地球の基本子午線(本初子午線)とした場合、超古代においてはどのような意味のラインであったかを説明しておきましょう。
簡単に結論を先に言うと、ムーとアトランティスを通り大円を形成する子午線であった可能性が高いということです。 既にお話ししたように、羽根ラインはおそらくパン大陸において聖なる山とされた位山の山頂を通過しています。 おそらく位山の真南の太平洋上には、かつて聖山とその上空に存在するホアド(高天原)を遠くに仰ぎ見る神都があったはずです。 その場所がどこかというと、大和三山の耳成山と天香久山を結んだ直線と羽根ラインの交点であったのではないかと私は推定しています。 それはちょうど、九州・高千穂の真東(緯線上)に当たる太平洋上です。根拠は22・5度という360度を16分割した角度が得られるからですが、そのことは、『正統竹内文書の日本史「超」アンダーグラウンド③』の297ページで言及していますので、ご興味のある方はお読みください。 19世紀に書かれた啓示書『オアスペ』によると、当時のパン大陸というのは、現在の太平洋の西半分を覆いつくすような巨大な大陸でした。 しかし、地上の人間と地球の霊界の天使たちが堕落したことから、神界の神々は大手術を実施。パン大陸を根こそぎ、別の宇宙に飛ばすという荒療治を施すわけです。 同時に当時の大西洋にあったアトランティス大陸も飛ばされたと思われます。 その証人は秋山氏で、アトランティスの港町パルアルアが別の宇宙空間にそっくりそのまま移動させられていたと証言していますね。 二つの巨大な大陸が根こそぎ取り去られたため、かつて海底にあった北アメリカの東半分や南アメリカの中央部、ヨーロッパの北から東、アフリカの北東や中央部北西などが次々と海面上に現れ陸地となりました。 面白いのは、『オアスペ』では、かつてのパン大陸の一部(おそらく大陸の北西の縁)は残され、その一部は「パン大陸の残骸」という意味で「ザ・パン」と名付けられた、それが現在の「ジャパン」であるとしていることです。 「ザ・パン」が「ジャパン」になったとはひどいオヤジギャクですが、そこはあえて追及しません。 たぶん、ダジャレが成立可能となるような神慮があったのでしょう。 ところで、パン大陸というのは、秋山氏によると、レムリア(後のムー)大陸の別名です。 『オアスペ』には当時の簡単な地球の地図も描かれていますが、それによると、パン大陸はアリューシャン列島、カムチャッカ半島、千島列島を北の縁として、日本列島から南西諸島、台湾、フィリピン、スラウェシ島までが西の海岸線だったようです。 南の海岸線は、ニューギニア島から、ソロモン諸島、サモア諸島、仏領ポリネシアまで続き、東の海岸線はライン諸島、ハワイ諸島、ミッドウェイ諸島辺りだったのではないかと思われます。 『オアスペ』には触れられていませんが、一方のアトランティス大陸はどこにあったかというと、同じように大陸の縁が島々として残されたのだと仮定すると、大西洋の西半分に存在した可能性が浮上してきます。 すなわち、フロリダ半島、バハマ諸島、西インド諸島と続き、そこからアゾレス諸島に至ります。 カナダのニューファンドランド島はもしかしたらアトランティス大陸の北の縁なのかもしれません。 それらを結ぶと、大西洋の西側に巨大な大陸の姿が浮かび上がってきますね。 そのように考えると、プラトンがアトランティス大陸はジブラルタル海峡の外側にあったとする記述を残していることや、エドガー・ケイシーがフロリダ沖のビミニにかつての大陸の最高所ポセイディアがあったと言ったことが、違和感なく受け入れることができます。 そして、東経137度11分の羽根ラインは太平洋のムー(パン)と地球の反対側のアトランティスを結び大円(経線)を形成する子午線であったことがわかるわけです。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.06 12:16:30
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