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テーマ:旅のあれこれ(10261)
カテゴリ:歴史散歩
駐車場のある場所から1キロ弱ほど歩くと、目の前に現れるのがこちらのストーンサークルです。
マクリー・ムーアの5番のストーンサークルです。 遠くに見える山が、標高512メートルの「Ard Bheinn(アルド・ベイン)」。 ほぼ真東にある山です。 春分や秋分の日にはここから太陽が昇るわけです。 しかも、あの山の向こうにホーリー島があります。 このサークルにはいくつか面白い石があります。 自然に十字にひびが入ったのかもしれませんが、もしかしたら春分・秋分の日の出方向を示した「方位石」あるいは「カレンダー石」です。 上の写真の「方位石」の右手前の石は、伝説の巨人戦士フィンガルが巨大な愛犬ブランを繋いでいたといわれる穴が彫られた石とされ、このストーンサークルの別名「フィンガルの大かまど台座石」の由来となとなっています。 アラン島の名物ウィスキー「マクリー・ムーア シングルモルト」のデザインには愛犬ブランが描かれているとか。 このサークルからは、他の巨石群を見渡せるようになっています。 こちらの方角(北東)には、立石の間から遠くに別の立石が見えています。 そちらに向かってゆきましょう。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.12 17:49:05
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