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きのう、講演会に出席してきました。 毎月行われているのですが、今回は2回目。 毎回講師方がきて、1時間半の講演を聞きます。 今回は、渥美雅子さん(65歳)。彼女は千葉県初の女性弁護士さん。田町にある「女性と仕事の未来館」の館長さんでもあります。
テーマは「働くこと・生きること」 「働くことはあなたにとってなんですか?お金を稼ぐため?自立するため?自分の能力を社会の中でいかすため?ひとそれぞれ働く理由があります。40年弁護士やってきて、私も今ようやくそれを見つけたように思います」とこれは渥美先生の率直な気持ちです。 最近は女弁護士関連のドラマなんかで、かっこいい弁護士が登場してるけど、彼女が弁護士になった頃には、とっても苦労があったんだそうです。 25歳で弁護士になり、その年に憧れだった弁護士の先生の法律事務所で働くことに。 しかし、3ヶ月で辞めてしまいました。 退職理由は・・・憧れだった弁護士の先生からのセクハラ。 まだ、男尊女卑があったころ。 「当時の男性は、働く女性の扱い方を知らなかったのでしょう」と渥美さん。 その後、大学の先輩のつてでまた別の法律事務所へ。 ある飲み会で、お酌をしてニコニコしていたら、ある男性弁護士の人に 「お酌を止めなさい、あなたは酌婦ではない、弁護士でしょ」 と、言われました。 彼女はそこでやっと、自分を認めてもらえたと思ったそうです。
いろんな事件を経験し、男性が嫌がるようなものはあえて選んで引き受け、片意地張ってがむしゃらにがんばっていました。でも、ある事件をきっかけに、肩の荷が降りたんだそうです。 それは、女性の私だからできたことだったと彼女は言いました。 今後は「私にしかできないことで仕事をがんばろう」と思ったそうです。 その後の彼女の人生、とっても前向きで明るいのです。 育った家庭環境はDVがあったりであまりいいものではなかったそうですが、今は本当に前向きです。お話もジョークを交えながらでとってもおもしろい。なんで、こんなに明るくて人を寄せ付ける力があるんだろうと考えました。 彼の旦那さんがとっても明るい人なんだそうです。その影響だろうと。 15歳から付き合って付き合ってたそうです。18歳から同棲。渥美さん65歳。もう50年のお付き合い。素敵な人たちは惹かれあうんだなぁ~とうらやましくなりました。 だから私も、ずっと輝いている人になりたいなと。 そのためにまず私にできること、 何でもやってみる。 前向きに生きる。 まずはこのくらいでしょうか。 「感動のある人生を」と渥美さんは言っていました。 こうやって人の話を聴きに行くということは大変勉強になります。私は、好んでこういう講演会などに行くようにしていますし、いろんな人に会って話を聞くようにしています。 三洞さんに会ってもいつも勉強になります。(酔っ払う前までは・・・) hirokaさんに会ってもいろんな話を聞けて楽しいです。 人生って一生勉強だなって改めて思いました。 渥美さんは、働きウーマンのお悩み相談所 で回答をしています。それがまた、面白回答なので読んでて楽しいのです。是非、見てみてください。
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