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更新をおこたっている間に読んだ本のプチ感想です。
『ネズミの時計屋さんハーマックスの恋と冒険3 消えた“名女優”の秘密』マイケル・ホーイ 3巻目も期待を裏切らない面白さ! 1・2巻がジャングルへ砂漠へと旅したのに対し、今度は都会の中の異境、劇場へGO! またもや「時」Time という言葉を織りこんだNo Time Like Showtime という原題もステキです。 最強のアンチヒロイン、化粧品会社社長タッカはもちろん健在。主人公ハーマックスのペット、テントウムシのターフルも大活躍。なんとスパンコールをきらめかせ、ベルを鳴らして催眠術をかけちゃうのです。 それにしても、ミステリーやファンタジーの楽しみの一つは、やはり「一見地味な××、実はその正体は…」という“見あらわし”なんだなあ、と改めて感じさせられました。 絶版なのがほんとに残念です。おしゃれで落ち着いた色彩の長編アニメーションにしてほしいシリーズでした。 『彩雲国物語6』(コミックス版)雪乃紗衣・由羅カイリ これも相変わらず“見あらわし”の宝庫ですねえ。登場人物がみんな美形で有能すぎるのが玉にキズですが。番外編を見て、秀麗のお母さんがやっぱり仙人なんだって気づきました。 小説の方はもう何巻も出ているみたいで、「年をくっていても読めるライトノベル」なんだそうです。でも漢字の名前だけだときっと私は覚えられない(「三国志」などで実証済み)でしょうねえ。その点、コミックスは便利です。 『宇宙に秘められた謎』スティーブン・ホーキング、ルーシー・ホーキング 予想通りコラム満載の“ムック”のような、ホーキング博士の児童向け宇宙入門書第2巻。タイトルが(ストーリーもだけど)ちょっとありきたりなので、図書館に返却してしまったあと、思い出すのに苦労してしまいました。 “天才”ホーキング博士の本だからでもないけど、もっともの凄いのを期待してしまっていたのは私だけでしょうか。 とりあえず、勉強にはなります! 絵本『やきいもの日』村上康成 小学校中学年の11~12月の読み聞かせに最適! シンプルなのに季節感いっぱいの絵と、厳選された文章。読みやすく分かりやすいけど、詩みたいに心にしみます。だから自分でパラパラ読むより、じっくり見て聞きたい本だと思います。 けんかして、仲直りして、という子どもの日常のヒトコマですが、大人が読んでもなつかしく、じーん。 『エロイカより愛をこめて37』青池保子 読むと元気が出るハズレなしのシリーズ、最新刊。伯爵の変装を楽しみつつ、現代ヨーロッパの政治・経済・軍事から、宗教事情まで勉強できるのが嬉しいです。私がひそかにファンしている「白クマ」も出てきたし、でもロシアの面々はソ連崩壊以降、哀愁が漂いすぎていて気の毒。 この他に、村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を再読中。『1Q84』は読むのがちょっとためらわれています。1984年は私の思春期の頂点?ともいえる年だったので、この年の大切な記憶をムラカミハルキ化されたくない、と思うのです。村上春樹はとても味のあるスゴイ作家だと思いますが、私の好みじゃないというか、波長が合わないのです。『世界の終り・・・』のファンタジックな半分だけは、とても好きですが。 それから、娘が学校図書館から借りてきて読んでいる『シェーラひめのぼうけん』シリーズも、読んでみています。10巻あるうち、今3巻目。良くできた物語です。でも、いかんせんライトです。だからこれまた相性が良くない。次回にでもそのあたりを書くつもりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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