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テーマ:洋書を読む(79)
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ねずみ年も終わりそうなので、とりあえずもう1回更新しておきます。
『ネズミの時計屋さんハーマックス・タンタモクの恋と冒険』未訳第4巻の私的あらすじ紹介第5回; 『バラの香りでほっと一息』 第29章 全速力
ピンチェスターに戻ったハーマックスは、婚約者リンカ、友人ニップとその恋人ビューリス、そしてペットのテントウムシ・ターフルに、ソーニー・エンドでの出来事を語ります。いろいろあった一日、その幕切れが死体の盗難でした。 「あなたがあの旅館について尋ねるのを忘れたのも、無理ないわ!」とリンカは言いました。 みんなは、タッカがこの件にからんでいると聞いて、少年リスを心配します。話を聞いたターフルは毛を逆立てた少年リスの絵を上手に描いたので、それを拡大して捜索に役立てることにしました。 第30章 カモフーラジュ タッカは、出席予定のパーティーより前に、金髪巻き毛のカツラにサーカス団長のような変装で、ソーニー・エンドに乗り込んできます。 第31章 ピクニックじゃないのよ キリアムはタッカに剥製の毒グモをプレゼントします。タッカはそれをティアラのように頭に飾ります! 第32章 家族のアルバム 翌日、ハーマックスはペットハウスの新製品スポータ・ペット(アウトドア用!)にターフルを入れて背負い、リンカとともにドローゼンクィルの家を再訪します。現れたプリムは多忙と心労で悪夢を見ると言います; 〔夢では〕あらゆることで父が私を責めるの。「おまえとあの本がなければ、プランクは逃げたりしなかったのに!」と金切り声で私を怒鳴るの。 その本のタイトルは『逃げだしたリス』。プリムは家族写真と探偵事務所からの古い手紙を、資料として貸してくれました。 第33章 発達不全 (原題 Arrested Development はダンスミュージックのバンド名、また、最近のアメリカの人気TVドラマのタイトル。家族経営の会社にまつわるコメディらしいです) 借りた家族写真はプリムたちが子どもの頃のものでした。また、探偵事務所の手紙には、アンドローズ・ドローゼンクィルが、放浪生活をしていた長男プランクを更生させるために、当局に逮捕させ、不利な証言をして禁固刑に処させていたと書いてありました。 「・・・彼のお母さんは、誰が彼を牢屋に入れたかを知るために探偵を雇ったのね。そしてそれは彼の実の父親で彼女の実の夫であるアンドローズだったのよ! 彼女が神経衰弱になったのも当然だわ」 第34章 パパは何でも知っている (原題 Father Knows Best は1950年代のラジオドラマ) ハーマックスたちはドローゼンクィルに会って、長男を逮捕させたのは彼自身だったんですねと言います。 「で、プランクについてあなたは他に何を隠してるんです?」ハーマックスは詰問しました。 「出て行け!」アンドローズは言いました。「おまえたちみんなだ! おまえはクビだ!」 第35章 考えるきっかけ (直訳では「考えるための食べ物」。ハーマックスたちはドーナツなどを食べて話しあっていますからね) ハーマックスたちは例のコーヒーショップで飲み食いしながら反省会をし、次の計画を話しあいます。ターフルの絵も見ます--それは家族写真から模写した次男と、老ドローゼンクィルの絵で、二人とも毛を逆立てて怒った顔にしてあります。すると、それは以前描いた少年リスにとても似ているではありませんか! 物語はようやく佳境へ向かいます・・・そのはずです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 31, 2020 01:11:04 AM
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