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SFの中に暮らしているかのような、非日常な日常のまま年が改まり、今年はなるべく早く平穏が訪れてほしいものです。
今年の年賀状イラストは疫病退散の赤べこを思って描いたものです。 娘の絵は、イラストソフトで描いたパワフルな雄牛でしたが、完成品のデータがうっかり消えてしまいました! 牛というと、家畜ののどかで穏やかなイメージと、闘牛や野牛の猛々しいイメージがわりとかけ離れています。『はなのすきなうし』(「フェルディナンド」)という名作絵本を見ると、その両方が示されていますが、どちらかというと猛々しい牛の方が印象的で物語によく登場すると私は感じます。 印欧文化圏ではとても重要な家畜の代表ですから、神話伝説はいくらでもあるし、私の好きなアイルランドの神話群にも「クーリーの牛争い」とか有名ですけど、どうも牛じたいを主人公、または中心アイテムに据えた話って、意外に少ないんじゃないかしら。 クーリーの牛争いでも、超巨大な牛は出てきますがメインはやっぱりクーフーリンや女王メイヴだし。 倶利伽羅峠の戦いでたいまつをくくりつけられて突進する牛の群れとか、キプリングの『ジャングルブック』でやはり突進して人食いトラのシアカンをぺちゃんこにしてしまう、インド水牛の群れとか、スペクタクルで好きなんですけど、どちらも牛は主人公に使われてるだけって感じですよね。 幼い頃からの愛読書『シートン動物記』シリーズにもヒーロー的な牛の話・・・って見あたりません。 身近で大切でパワフルだけど、どうも主人公オーラが足りないのが牛、なんでしょうか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 1, 2021 11:34:06 PM
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