SE徒然日誌

副題：ダメ上司とダメ部下の陥りがちな罠28ヶ条。
「SEの眠れない夜」系のSEの生態暴露系の本です。1つずつのエピソード(教訓？)は単発で、何より「やってらんないよ～」系の話が満載なのに重くならないので楽な気持ちで読めます。


私は「仕事」カテゴリでよく愚痴を書いています。やり切れなくて書いてるのも結構あるんですが、この本ではもっとひどい話も山ほどあるのに重くない。著者が何よりもそういう状況を楽しめちゃってるし、何より他人を当てにしてないのが決定的に私と違うんだなって感じました。

期待するから期待通りに相手が動いてくんないとストレスが溜まる。けど、部下から見た上司への不満の裏を返せば、上司から見た部下への不満も大して変わらないところに行き着いちゃったりしてる。上司-部下での「あいつは分かっちゃいねえ！」論争は、古今東西、日本のサラリーマンの永遠の命題となってるんだから、とっとこ諦めてやることやっちゃって楽しもうよ。どうにもなんないこと真剣に悩むより楽しんじゃったもんが勝ちみたいなスタンスが取れれば怖いものなしですよね。


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★★★★☆