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テーマ:見仏(けんぶつ)(40)
カテゴリ:見仏(けんぶつ)
興福寺を出て。 猿沢の池のそばの茶店で池の亀を見ながら親子丼を食べ、見仏記を辿る(笑) 心地良くなったところで、お約束の鹿せんべいを買い東大寺に向かう事にする。 鹿せんべい。。。普段は買わないのに、その日は無性に鹿せんべいだったんですね。はて。
東大寺は興福寺からすぐ近くです。と思ったら意外に距離がある。。。 奈良公園はご存知のとおり鹿の公園です。野生の鹿がわんさか居ます^^ 鹿は野生だけではありません。 じゃ~ん鹿レンジャー!! 奈良の子供は一家に一匹飼っているといわれる鹿です。 この色使いよくよく考えたら気持ち悪いなぁ・・・・。首に「奈良」ってどうなん?? さて、土曜日という事もあってやはりそこは奈良一番の観光地。 大仏様のいらっしゃるところなので(笑)鹿が。。いや人が多いです。。 実際鹿がこんなに居るとおかしいと思うのに。思わない、、なぜ? そして。。。なんと、鹿は礼儀正しい!!お辞儀をするのです。 忘れていた日本人の心がここに受け継がれています(笑) 鹿せんべいもらう時やけどね。 鹿の話はこのくらいにして、今回は大仏殿ではなく 法華堂の不空羂索観音立像(ふくうけんさく(orけんじゃく)かんのんりゅうぞう)です。 法華堂はまたの名を三月堂といいます。 入ると、お坊さんが良い声で説明してくださいます。 しゃべりも滑らかでつい引き込まれてしまいます。。
不空羂索の羂索は古代の狩猟の道具。手に持っている縄がそれです。 その縄で絡めとるということでしょう。額には第三の眼があり。 三つの目で広く見通し、悩める人々には羂索を投げかけ救い出してくださるという事です。 また、この不空羂索は3.6mもありかなりデカイ。 しかも、保存状態がよいのでしょうね。金色も結構残っています。
また、お坊さんの説明によると。聖武天皇が子供をなくされたときに、この観音を作らせたと のことで子供があの世に行っても困らないようにと、この不空羂索の宝冠には大量の宝石 が飾られています。
法華堂を出るとすぐ横に二月堂があります。 お水取りで毎年ニュースで流れるのでご存知の方も多いと思います。 二月堂から次の目的地戒壇院戒壇堂まではゆるやかな坂になっています。 途中、おじいさん達がおばあさん達をナンパしているところを発見。 「どこから来たの?写真撮ったろか??」 「え~?松山からです。じゃお願いします」 「コイツも松山やねん。なぁ!」
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さて、戒壇院。 ここの目玉は四天王立像。戒壇院の舞台の四隅に四天王が居ます。 姿は小ぶりですが、凛とした迫力はあります。 ちょっと気になる事が。。。獅子が落ちかけてるのよね。直してあげて。。。 久しぶりの東大寺。大仏殿だけではなく、 普段行かないところにもなかなか見所はありますよ。
HASSELBLAD 500C/M C-planar80/2.8 T*
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