テーマ:政治について(20110)
カテゴリ:ぼくの疑問符
不覚ながら、とつぜんアホらしくなってきた。
皇位継承の議論。 ひょっとして皇太子殿下・妃殿下が、 自分の子かわいさに動いているのでは、 という憶測を書いたコラムを読んだ。 説得力があって、「うん、さもありなん」なのだ。 大礒正美さんという、静岡県立大学の教授で、文章家である。 この方の 「これは皇室のお家騒動なのか?」(11月23日) http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/5562/column/latest.html をぜひお読みください。 ここから先はコラム子の憶測だけど、 雅子妃は心は病んでいても、知能は病んでいない(だろう)から、 官僚組織をどうやれば動かせるかについては するどい判断ができるはず。 皇室典範を所轄する官僚組織は 宮内庁と内閣府だ。 雅子妃はわたしとほぼ同年輩になるが、 この年齢の官僚がまさに働き盛りの「課長」のポジションあたりにいる。 皇室典範問題は、 いわゆる議員さんの「利権」が からまないイッシューなので、 宮内庁と内閣府の課長クラスの官僚の匙加減しだいなのだ。 雅子妃が 皇室への積年の恨みつらみをエネルギーに シナリオを書いて、 宮内庁・内閣府の同年輩の官僚たちをうまく動員して、 あとは所詮マリオネットの「有識者会議」を適当に開催させて、 官僚たちがいろいろな資料をお膳立てして 雅子妃の思うとおりの結論にもっていく。 おそらく官僚たちは、有識者諸君に対して 「女系天皇容認は、おもな皇族がたのご意見に基づくものでして……。 でも、これはオフレコですよ」 くらいの箔付けはしているはずだ。 たしかに、少なくとも2名の皇族は 「女系天皇いのち」のはずだし……。 官僚は、メンツで生きているようなところがあるから、 ことここに至っては、 なんとしても「女系天皇容認案」で行こうとする。 宮内庁、内閣府の広報担当者も、 その方向にむけて総動員だ……。 …… と、以上はすべて憶測。 というわけで、 例によってわたしの立場は変わらないのである。 「皇位継承問題は皇族会議できめるものだ」。 こと、ここに至っては、 皇太子殿下がそれ以外の皇族とバトルしちゃっても、 やむをえないと思うが。 きょうは、かってに、白けた気分である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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