堀江貴文氏が墜落してから、
「額に汗して働くことこそが大事」
てな発言がやおら力を得てきて、ぼくは戸惑っていた。
「汗」なんかどうでもいいよ。
あんたの汗臭いシャツなんか、嗅ぎたくもないさ。
だいじなのは、「付加価値」でしょ。
ライブドアに足りなかったのは、「汗」ではなく「付加価値」なんだよ。
オンリーワンの創造的アイディアがなかったのさ。
さすがの連中だって、「冷や汗」くらいはかいてたはずさ。
オンリーワンの付加価値がないところを虚像で補おうとしたのが、
ばれちゃっただけだ。
商社の仕事だって、
汗をかくところはかくとして、
やはり目指すところは、
他の企業が気づく前に付加価値の高い仕組みを作って、
汗をかく分量よりはるかにでかい利益を得ることだからね。
「汗」を礼讃し、
「清貧」を礼讃し、
おせち料理はゴマメと黒豆があればいい、みたいな
ちんけなことを言う連中がいちばんきらいだよ。
リンクさせていただいている「かみぽこちゃん」が
するどいことを書いている。
堀江貴文は「時代の寵児」どころか、
「時代遅れ」だっただけじゃん。
まあ、読んでください。
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200601270000/