テーマ:政治について(20124)
カテゴリ:ぼくの疑問符
日本政府の諜報組織(というほどのこともないのだろうが)の中心格が
「内閣情報調査局」 だけれど、この陣容の貧弱さには あきれる。 Wikipedia を見たら、 ≪2005年4月1日時点での所属職員数(併任者を含む)は、 内調プロパー(生え抜き)約70人、 警察庁から約40人、 公安調査庁から約20人、 防衛庁から約10人、 外務省、総務省、消防庁、海上保安庁、財務省、経済産業省等から若干名、 の 計約170人。 (2005年4月8日 衆議院安全保障委員会における次長の答弁より。)≫ 「内調でやってるのは、新聞の切り抜き整理くらい」 と言われるのも、よく分かる。 こんな人数じゃ 諜報かちゅどう しかできないよ。 米国のCIAのスタッフの人数。 昭和49年(1974年)時点で、16,500人いました。 いまは少し減っているらしいが。 1:100 だよ。 こんな情報量の差がありながら、日米対等の外交なんて、 もちろんできるわけがない。 竹槍で本土防衛しようとしてた頃から、まったく進歩していない。 歴史の教訓っていうのは、 こういうところで活かさなきゃいけないんじゃないのかね。 「小泉首相は米国のポチだ」 などと情緒的なことを言ってうかれている場合ではないんだよ。 とにかく内閣情報調査局を今後3年間で 少なくとも陣容をいまの10倍に増やすべし。 次の3年でさらに同じだけ増やして、 いまの20倍のところまでもっていけ。 数値目標を決めよ。 人数はそれなりに力になるのだ。 日本人は、モティベーションと訓練があれば、 バシッと機能しはじめるのだ。 防衛庁といわず、 自衛隊そのものからも内閣情報調査局にもっと人をもらうべきだ。 現状は、防衛庁からの出向がわずか10名だって。 そんな体制では、何もできまい。 堀江のメールも牛丼の将来もどうでもいいから、 はやくこういう、ほんとに大事なことを 国会でも議論してくれよ。 あ、ごめん、ごめん、 まずワイドショーで騒がなきゃダメなんだよね。 国会議員のIQの低さをうっかり忘れかけたぜ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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