きょう7月14日も新聞休刊日だったから、東武伊勢崎線の西新井駅で SANKEI EXPRESS 紙を買った。
前回の休刊日の6月9日号について、
「1面見出しは凝りすぎないほうがよいかも」 と書いた手前、今回の7月14日号をほめておきたい。
選りによってニュースのない日で、朝の「とくダネ!」も猛暑特集という始末。
題字のすぐ下に
「グリーンに18歳の新星」
と8面掲載のスポーツネタのリードをさわやかにもってきたのがいい。
1面の右半分は、コロンビアでゲリラの人質として6年間過ごしたイングリッド・ベタンクールさんの写真。
6面の特集記事に導いてくれる。
最終面は、ミルウォーキーに開館したハーレー・ダヴィッドソン博物館の写真報道。軽快だ。
ページの上部に5人の顔。それぞれの記事へのリードになっている。
そのうちひとつが新垣結衣(あらがき・ゆい)さんへのインタビュー記事だ。
ご覧のとおり、写真をぜいたくにつかっている。
20~21ページの中央見開きページは、ぼくにとって胸キュンのアムトラック(米国公共鉄道)の写真だ。
原油高で、車からアムトラック通勤に切り替える人が増えてきたという話。
これまで紙面を飾ることなく捨てられていた膨大な外電写真を有効利用するのが SANKEI EXPRESS 紙の作戦で、ぼくが前から夢見ていた新聞像にずいぶん近づいてきた。