テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:台湾の玉石混淆
“日台戦争” を今日4月16日の朝、グーグル検索すると、ヒット数は 1,080 件だ。
わたしのブログが3件目、配信コラムが5件目、そして7件目にはわたしの配信コラムを渡部亮次郎さんがブログ転載したものがヒットする。 “日台戦争”って、何ぢゃ? と疑問をいだいて検索すると、まずこうしてNHK番組をコテコテに批判する文章が飛び出してくるのだ。 NHKプロデューサーの抱いた 「世間を洗脳して “日台戦争” という用語を普及させ、台湾は日本が “侵略” して得たものであるという歴史整理を定着させてやろう」 という闇の心への防波堤が、こうしてネット上にも築かれる。 それにしても、4月5日夜のNHK番組放映のあと、その直後から4月6日朝にかけては201件のヒット数だった “日台戦争” が、 たしか4月14日の夜には約 800件のヒット数、 そして4月16日の朝には1,080件のヒット数。 ヒットが増えた分はほとんどがNHK番組批判のブログや掲示板書き込みだろう。 こんな読者メールもいただいた: ≪NHKに問い合わせましたら、やはりいろんなところから苦情がきているそうです。 NHKの説明では、 “日台戦争” は1990年代に中京大学のヒヤマユキオ氏が使用したと言ってましたよ。その方が使用したからと言って、NHKが使用するのはおかしいと苦言しました。≫ ≪“日台戦争” という言葉を色々検索してみましたが、今回のNHKが使った意味合いでは全く出てきませんでした。 保守系のメルマガなどでNHKの偏向が指摘されているのは承知していましたが、まれにしかテレビを見られない私としては正直なところあまり認識していませんでした。 今回の番組も見ておりませんが、もし報道内容がそうであったならばこれは由々しき問題で、「偏向」 以上の 「歪曲」 という類のものです。 NHKにいくら言っても結局は蛙の面に小便で、効果がないでしょうから、出演したご本人を日本にお招きし本当のところを語ってもらってはどうでしょうか。 宮崎正弘さんがご本人に確認した結果をメルマガに掲載しておられますが、私が今まで台湾人から受けた印象でも、宮崎さんのレポートが正鵠を射ているものと確信できます。 泉さんが音頭を取られませんか。 「台湾の声」 では、余りにも傾向がはっきりしているので、かえって泉さんや宮崎さんのような方が呼びかけ人になられたほうが良いのではないでしょうか。 私は航空機、滞在費を出しても構いません。是非ご検討下さい。≫ わたしもご期待に即応したい気分ですが、ちから及ばず。 きっとすでに企画なさっている方がおられるのではないかと、祈るような気持ちです。 NHKはこれからさらに、当事者らの想像をこえた批判の怒濤を浴びつづけるでしょう。 頬かむりして、怒濤が止むとは思えませんが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[台湾の玉石混淆] カテゴリの最新記事
|
|