ことし、新しいこと。いろんなことがありました。
12月は久々に家に飾る絵を買いました。ギャラリー日比谷で、斉藤次也さんの手になるジャズ ギタリスト Joe Pass の絵を。 「ミー&マイガール」 「シェルブールの雨傘」 をはじめ、役者さんたちの入魂の舞台からも感動と元気をたくさんいただきました。あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。 池袋で見た京劇の名品、渋谷でみたウェストサイド物語、赤坂で観た CHICAGO など、来日公演もそれぞれに思い出に残りました。 映画は何といってもフランス映画の 「幸せはシャンソニア劇場から」。 会社帰り映画館に4回も通ってしまいました。 東劇で見せていただいた、ニューヨーク メトロポリタン歌劇場のオペラ公演の映画の数々も心にしっかり刻まれました。 * ラテン語を本格的に勉強しはじめたのも今年でした。 これまで何度かトライしては尻すぼみになっていたのが、歳がいって忍耐心がついたのと、いい教材にめぐり合えたのが幸いしました。 目下、オックスフォードのラテン語読本を読んでいるのですが、もう挫折することはないでしょう。 ラテン語を習って何を読みたいかといえば、稀代の喜劇作家プラウトゥス (Plautus) の作品の数々です。 シェークスピアの作品と読み比べてみたいですね。 * 日本経済新聞の文化面の右上に折おり連載される美術作品十選シリーズをスクラップしはじめたら、美術評論文のおもしろさにも目覚めてしまった。 藝術家の述懐をまとめた本の味わいにも。 本業の商社マンを50歳を過ぎても続けるというのは、じつは想定外のことでした。 50歳になって年金受領資格を得たら、直ちにこのとんだ職場からはおさらばしようと思っていた。 この10年間で職場環境はずいぶん改善されました。 10年前にいまの職場環境があれば、自分の生き方もまた違っていたかもしれません。若いひとたちに、ぼくが味わった苦労を再び味わわせることのないようにするのも、ぼくの役目でしょう。 今年は企業会計を本格的に勉強しました。 会社が提供する研修の機会も、積極的に活用しました。配信コラムに書きたいお話もうかがったので、来年また披瀝することにしましょう。 == <12月のブログ冒頭に掲載していた祝い文(ふみ)> 来年の干支を今頃からとは、気が早いと思われるでしょうか。 わが松山、西川南雲(にしかわ・なうん)先生の木彫人形のご紹介であります。 これは、ぼくが買い求めた 「虎視」。元旦より、玄関で眈々(たんたん)と時の移りを睨みつけることになるでしょう。 南雲先生の心やさしさが乗り移って、猛る虎には見えぬところが難でしょうか。 作題が 「月に吠える」 とありますが、「獅子吼(ししく)」 の 「吼」 の字をつかって 「月に吼える」 のほうがよかったかと思います。 その名も 「虎の巻」。 ご子息の入試を控えたご家庭には、福の神となりそうな作品です。 いずれも、南雲工房のサイト からお求めになれます。干支飾りは、ほかにも品揃えがあります。 メインページを下のほうへスクロールすると、虎の干支飾りが出てきます。 ないしは、左側の 「商品一覧」 から 「◇ジャンルで選ぶ 干支・正月飾り」 をクリックしてご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 31, 2009 11:58:44 PM
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