テーマ:政治について(20115)
カテゴリ:日本の政治
鳩山由紀夫氏が退陣表明をしても、明日の新聞1面に
「真意は続投 退陣覚悟で参院選たたかうと 宇宙人語の迷走きわまる」 と大見出しが出ていそうで、こわい。 鳩山氏が辞めても、迷走路線の元凶のひとりの寺島実郎(じつろう)氏は相変わらず週末のテレビ画面ででっぷり顔で偉そうにしているし、もうひとりの元凶である桜美林大学大学院の橋本晃和(あきかず)教授も懲りることはあるまい。 橋本晃和氏は、5月7日の朝になってもなお、フジテレビの 「とくダネ!」 に出て (わたしはたまたま見ていた) 「普天間問題については、自分が総理に入れ知恵した腹案がこれから出てくる」 と、いけしゃぁしゃぁと言っていた。 その 「腹案」 というのが、何のことはない。普天間のヘリコプター部隊に九州の基地を転々としてもらうというもの。 たとえ実現しても、普天間基地の返還には結びつかない。 一生懸命やってるフリをするアリバイづくりにしかならない。 そもそも九州各県の自治体との厳しい協議と補償金合意が必要だから、5月半ばになって 「鳩山腹案でござい」 と出してきても、5月末にはまったく間に合わない。 信じられないようなアホだ。 あまりのアホぶりが信じていただけないかもしれないので、以下のサイトにリンクしておきます: 普天間 「鳩山腹案」これから出してくる ―― 総理ブレーンが明らかに 橋本晃和 氏は現在、桜美林大学大学院の客員教授。 昭和16 年生まれ、慶応大学経済学部卒、同大学院法学部博士課程修了で、法学博士号を取得している。 鳩山由紀夫氏などよりむしろ、こういう華麗な経歴をもった暗愚な学者が国を迷走させ、かつ、しぶとく生き残るから始末が悪い。 * 小沢一郎氏は、これからどうなるのだろう。 一部の政治評論家が言っていたように、権力の座からずり落ちた途端に検察幹部への抑えがきかなくなり、小沢氏はお縄になる、のだろうか。 小沢一郎氏は、これからどうするのだろう。 田中角栄みたいに退陣後も隠然たる影響力が行使できるのだろうか。 ほんの一時期、北京へ大訪中団を繰り出し韓国でお粗末な講演をするなどしていい気になったときが、小沢氏の露出度のピークだった。次々と失態が露見して顰蹙を買い、また す~っとオモテに出なくなった。 田中角栄氏のように有能な側近・部下を持っていれば、小沢氏もあそこまでの失態はなかったろう。 つまるところ、田中角栄氏にあったような人望がないので、いよいよ小沢一郎氏の最後が来た、というのであれば喜ばしいのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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