テーマ:政治について(20112)
カテゴリ:日本の政治
新聞には 「辻元議員の社民離脱は村田蓮舫議員への嫉妬ゆえか」 などという記事は出ないが、『北國新聞』コラム 「時鐘」 でそういう見方を知った。
辻元議員は、赤ちゃん返りしたかわいそうな姉にされていた。 “辻元 蓮舫 嫉妬” でグーグル検索してみたら、目下 8,900件のヒットだ。これから増えるだろうか。 なお、いわゆる 「蓮舫さん」 だが、「蓮舫」 はいわば 「イチロー」 「小雪」 みたいなもので、氏名の名の部分だけである。 藝能人としては 「蓮舫」 でよいと思うが、たとえば政界にイチローが進出して大臣になるとき、イチロー大臣で納得感があるだろうか。 やはり、「鈴木一郎大臣」と名乗ってほしいというのがわたしの偽らざる感情だ。 現に、米国の新聞では Ichiro より Mr. Suzuki として登場している。 だから、蓮舫大臣についても、村田蓮舫大臣と呼ぶことにする。 彼女の姓は、村田だ。英字新聞は Ms. Murata と書いているか、これからチェックしよう。 『北國新聞』コラム「時鐘」平成22年7月29日 ≪幼い姉に妹が生まれて周囲の関心が妹に移ると、姉が 「赤ちゃん返り」 するそうだ。だだをこねたりいたずらしたり。「わたしの方も向いて」 とのアピールだと児童心理学者は言う。 久々にスポットを浴びた辻元清美衆院議員にその 「かわいそうな姉」 を見た。 ちやほやされて、お姉ちゃんを嫉妬させた妹は民主党の蓮舫行政刷新担当相だろう。 政治家を矮小化するつもりはないが、辻元議員の涙の離党が政治問題とはとても思えないのである 嫉妬はだれにもある。政治家の嫉妬は闘争のエネルギーにもなる。 本当は女性よりも男性議員が強烈で、嫉妬は 「女偏」 ではなく 「男偏」 で書いたらいいと言った女性議員もいたくらいだ。 テレビに出て目立つことで政治家が評価される風潮がそれを助長したように思う。 賭博問題で揺れた名古屋場所が終わったら、不祥事の対応に説明がなかったと横綱審議会がご立腹だ。 特別調査委員会にスポットが当たりすぎた結果である。 主役が脇に追いやられて怒った。これも一種の男の嫉妬だろう。 権力の蜜を一度は味わい、それを失いかけた者の抵抗は、なぜか哀しい。≫ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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