カテゴリ:ぼくの疑問符
じつは最近、通勤時に耳栓が手放せない。列車の社内アナウンスが音割れするほどうるさかったり、しつこかったりするので、その対策だ。使ってみると調子がいい。
たまに耳栓を忘れると落ち着かない。駅のマツモトキヨシで新しいのを買い求める。 ぼくの部屋は耳栓だらけだ。最近では背広のポケットに2組の耳栓を忍ばせてある。 通勤電車の車掌は静かなほうがいい。録音の女性の声だけで十分だ。 しゃべることがサービスだと勘違いしているワンマンショー車掌を集めて、説教してやりたい。 いちばん腹が立つのが、地下鉄内のこういうアナウンス。 「ただいま大手町を3分遅れで発車いたしました。お急ぎのところご迷惑をおかけしております。申し訳ありません」 「まもなく北千住、北千住に到着いたします。5分の遅れとなっております。北千住、4分の遅れです。深くおわびいたします」 4分の遅れで特急電車がどれほどわびるか知らないが、二重橋前から乗ったぼくにとっては大手町での3分遅延が北千住まで来て4分遅延になった、つごう1分の遅延である。 3~4分ごとに来る地下鉄の 「4分遅れ」 に気付くのは、運転手と車掌しかいない。それを大仰に謝ってみせる自己チューぶりにあきれる。 こんなことで深くわびていたら、10分遅れたら土下座する気だろうか。 30分運転が止まったら、駅長が切腹するのだろうか。 車掌本人は、じつは申し訳ないとはつゆほども思っていない。 だから、「深くおわびします」 を軽薄に口にできる。 それが見え見え。しつこい自己陶酔アナウンス。いらいらする。耳栓をしててもね。 このとんだ勘違い車掌は千代田線の担当らしく、1ヶ月に1回は不快な独演会に付き合うはめになる。 東京地下鉄は、社員教育の方向を間違ってはいないか。公共の場の快適さとは何か、議論してもらいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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