カテゴリ:美術館・画廊メモ
西部劇のポスター展に行ってきた。
昭和45年作品の 「ソルジャー・ブルー」 という映画のポスターが、こころを溶かすほど すばらしい。 これに比べると他のポスターが皆、坊やの遊びに見えてくる。 京橋三丁目の東京国立近代美術館フィルムセンター7階展示室。 「ポスターでみる映画史 Part 1: 西部劇(ウェスタン)の世界」 西部劇映画というのは大昔からあるのかと思っていたら、たくさん作られるのは第二次世界大戦後のこと。 ただしジョン・ウェインの有名な 「駅馬車」 は昭和14年作品で、日本でも昭和15年に公開されている。真珠湾攻撃の前年だ。 ポスターを見ながら、ゲイリー・クーパーの 「真昼の決闘」 がまた見たくなった。金曜洋画劇場だったか、中学生ごろに2度観たきり。 そして、Soldier Blue である。このポスターには打ちのめされた。ただただ、ため息。 後ろ手に太縄で縛られて坐るオールヌードの女性は、赤い羽根飾りをつけた後ろ姿。なんという美しさだろう。 「ポスターでみる映画史 Part 1: 西部劇(ウェスタン)の世界」 展は、3月31日まで開催。月曜日はお休みです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 22, 2013 10:39:45 PM
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