テーマ:中国&台湾(3303)
NHK ドラマの 「メイドインジャパン」。第1回を見損ねたが、2月2日午後4時から再放送とのこと。観たいと思っている。
第2回は、同じ2月2日の夜9時から。 中国の現地工場も舞台のひとつとなるので、中国人や中国政府をどう描いているかについては自然と懸念するものはある。だから、ひとにはまだ奨められないドラマだけど。 日経BPサイトに、取材協力したジャーナリストへのインタビューが掲載されていた。 そこに、ビビッとくることばがあった。 “メイドインジャパン復活”に必要なものとは… NHKドラマ『メイドインジャパン』の取材協力ジャーナリスト、井上久男氏に聞く ≪(ドラマのなかの) 異端児7人は、営業、財務、秘書、技術などから選ばれます。7人のうちのほとんどが、仕事はできるのですが、人格や私生活に難があったり、社内に敵がいたりと、一癖も二癖もありそうなメンバーである点が面白いと思います。 社内では決して主流派ではなく、傍流というか、嫌われ者的な存在なのですが、いざとなるとこうした人材が頑張るというのも、現実の会社組織ではありそうですよね。≫ あぁ! これは絶対に、自分を重ねながらこのドラマを観るだろうな。 ≪日産復活のポイントは、コスト削減に加えて、人材の活用術を大きく変えた点にあると思っています。 一言でいえば、グローバルに適材適所ができる社内システムを構築しているのです。そして、過去を健全に否定できる人材や摩擦を恐れない人材が増えているように思います。 この結果、日産は逆境に強い会社になりました。 要は、古くて新しいテーマですが、企業は 「人」 で決まるのですね。さらに言えば、モチベーションや覚悟など、人の持つ内面的なものが競争力を左右していると思います。 これは決して数値では計れません。 グローバル競争の時代とは、多様な価値観同士のぶつかり合いでもあり、人間の中身が問われる時代でもあるのです。語学ができても中身の薄い人材は海外では一目置かれません。 グローバル時代の企業人材とはどうあるべきか、根本的なところから考えなければいけないと思います。≫ 井上久男 著 『メイドインジャパン 驕りの代償』 (NHK出版) も読んでみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 31, 2013 06:57:03 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|