カテゴリ:美術館・画廊メモ
6月20日と22日の、ドラマリーディング×ライブペインティング @ The Artcomplex Center of Tokyo B1F ミニステージ。
まずは、絵師・石田真吾さんが担当した絵のご紹介です。 すでにして作品のようですが、これはまだ、描く前の下仕事。 ジーンズの布に漂白剤をふりかけて洗い、青地に白の模様をつけたところで、三島由紀夫の 「大障碍」 に着想を得た馬術シーンと女性のパターンを、マスキングテープで画布に施しました。 写真は、横長の画布の右側3分の2ほどの部分。石田さんが事前に自宅で撮って送ってくれていたもの。 会場でこの画布を張っただけで、映画会でも始まりそうな気分でしたが、ペインティングを始める前の会場写真を撮りそこねてしまいました。(いろいろと、せわしかったのです。) そして、6月20日の夜、約1時間半の成果がこちら。 このあと、6月22日の本番で描き始める前、マスキングテープを剥がして、馬や女の姿が浮き出てくれたのですが、その写真も撮りそこねました。(いろいろと、せわしかったのです。) 6月22日に描き終った成果が、こちら。 2本の出し物が終わったところで打ち止めにして、作品をオークションにかけるべくA3サイズにトリミングする作業に入りました。 作品に、テープで囲った4つの四角が見えますが、これがトリミングの結果。 ぼくがいちばん気に入ったのが、こちら。いちばん右のトリミングから。マスキングテープで作った女の目が生きた作品です。 段取りが悪くて、「卒塔婆小町」 と 「大障碍」 朗読後の挨拶とメンバー紹介が終わったあとも、トリミングのために長考する石田真吾氏。 こりゃあかんわ、と中締めにしたら、お客は帰ってしまって、石田さんが準備を終えたころにはオークション参加のお客は1人もいなかったという、喜劇映画のような状態となりました。 そこで、翌23日まで投票箱を設置して、サイレント オークションと称する入札形式にしました。 けっきょく、入札したのは内輪の人間であるわたしと北林憲次さんのふたりだけ。仲良く2枚ずつ落札しました。 次回やるときは、朗読が終わった段階でトリミングまで終わっていないとダメだな。 石田真吾さんは、来年もやる気満々なので、声をかけたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jun 24, 2013 11:39:50 PM
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