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多摩美 版画の院を修了して、デザイナーの仕事をしている真衣ちゃんの個展。 フェイアートギャラリー (fukasaku eye institute art gallery) が主催する版画公募展で昨年、第1回 FEI PRINT AWARD 大賞を受賞したごほうびのようです。 横浜開催でありながら、土・日・祝日休廊です。9月24日、仕事帰りに行きました。 石川真衣さんと 「牡丹ちゃん!」 そのむかし五美大展で新鮮な衝撃をくれた 「牡丹ちゃん!」 の傍らの真衣ちゃんです。いつもは美少女モードですが、この日はシックにきめていました。 「レオへ 3」 今回買った作品は、これです。シルクスクリーンで、とてもいい色を出しています。 レオは、真衣ちゃんが自分の経歴のなかに学歴とともに 「レオとの出会い」 を書きこむくらい、だいじな愛犬なのです。 ぼくは、左右逆で色ちがいの 「レオへ」 も文房堂ギャラリー (神田神保町) で買って、もっています。 「ブルーベリーと蜂の姫」 こちらが昨年 FEI PRINT AWARD 大賞をとったリトグラフ作品です。 石川真衣作品は、彼女のなかにある壮大なストーリーに基づいていて、だからぼくは 「絵巻物つくっちゃったら ?」 と言っているわけですが、いまどきふつうならペン描きか CG のイラストで終わらせてしまうところを、「わたし版画よ!」 の声が聞こえる版画作品にしてあるところがユニーク。 真衣ちゃんは、植物の枝葉を描かせると古典的な絶妙のうまさで、そこに やや粗雑な線の美少女イラストが同居しています。江戸風味と SF ファンタジーの同居。そして、インクのちから。こういうスタイルなんだな。 絵画作品のなかに文字が入れ込まれた作品は、見ていて気が乱れるのでぼくはイヤなのですが、石川真衣作品に限っては例外的にゆるしちゃいましょう。いろいろな要素が雑然と同居するなかに文字があるからゆるせるのだと思います。 「ブルーベリー退治!」 大賞作品の組版画のひとつです。 「少女絵巻 (下)1」 こちらは、ちょっと前の大ぶりの作品。このシリーズが、初日にしてまとめて売約済になっていました。 個展会場のようすです。この画廊は、深作眼科ビル1階にあるわけですが、FEI という略語は深作眼科を意味していて、さては眼科医の深作先生がアート愛好者なのでしょうか。 石川真衣さんのブログ 「マジカルウインク★真衣」 はこちら: http://blog.livedoor.jp/princessmainyan/ 石川真衣展は10月2日 (水) まで。土・日は休みなのでご注意! フェイアートギャラリー 横浜市西区楠町5-1 深作眼科ビル1階
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Izumi Yukio
10言語をモノにしながら得た語学のコツと、社会提言もいっぱい書いた熱い本を出しました。現代アートのコレクターとしても活動しています。ブログ本篇のほか、「美術館・画廊メモ」「観劇・観映・読書メモ」が好評です。
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