謹んで新年のお慶びを申し上げます
平成甲午年。 今年の干支(えと)絵も、上の娘がパソコンで描きました。社会人1年生のウェブデザイナーです。 下の娘は大学の社会学部3年生。目下 就職活動中ですが、親にはまったく相談なし。それも結構。いろんな業種に首を突っ込んでいますが、傍で見てると商社だけは避けてますな (笑) さて、わたしですが、昨年6月の三島由紀夫作品 (「卒塔婆小町」 「大障碍」) に引続き、今年も6月に夏目漱石作品の朗読劇とライブペインティング(即興画)、ピアノ演奏の協同企画を The Artcomplex Center of Tokyo で開催いたします。 「草枕」 「それから」 「明暗」 などのセリフをわたしが再構成して台本に仕立てる積りです。演出者および役者も兼ねて。 語学の方は、ラテン語とトルコ語に力を入れています。トルコ語は3度目の正直。昨年11月の半ばに火がついて、とにかく今回は “離陸” を果たそうと、集中しました。大人買いした教科書を4冊読んで、5冊目の Teach Yourself Turkish が読了まであと7ページというところで年明けとなりました。 長年の懸案の 「語学のコツ」 本を、今年こそは書きあげたいものです。 心の健康を支えてくれる うちの彼女と、そして天才犬 ココ にも感謝感謝の毎日です。 * * * 毎年正月には、購読している産経・日経に加えて、読売・毎日・朝日・東京 (中日) の各紙も北千住まで出向いて買い、6紙の元旦社説を比較評論するコラムを書いてきたのですが、今年からは止めにします。 元旦各紙買いは父の習慣でした。大学4年のとき父が亡くなって、その習慣を引き継いだわたしでしたが。 昨年は各紙が 「公器」 のタテマエを捨てて公然と新聞社自身の “機関紙” となった年でした。新聞の記事という記事が、社内的な 「いいね」 をアテにして書かれ、いわば Facebook 化したのかもしれません。 新聞は昔から公平中立や不偏不党ではなかったが、それでも従来は事実の全体を見据えて書くことがタテマエとされていました。そのタテマエがなくなり、上司の顔を見ながら記事を書き編集することが当然の美徳となった。たぶん、新聞がブログ化したのですね。 元旦の各紙と付き合うのも、もう止(よ)そう。 朝日や東京新聞の珍妙社説を読む苦行からおのれを解放し、ふっきれて ほっとしています。もっと有意義なことに時間を使うことにします。 ことしも楽しい1年にしていきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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