カテゴリ:美術館・画廊メモ
鹿児島でがんばっている純朴なパンダ絵師、あごぱん さん。ぼくは個展で6回ほどお会いしているのですが、まだご本名を聞けずじまい。
六本木七丁目6-5 の Shonandai MY Gallery で 3月22日まで「あごぱん展 ―神輿をかつぐ―」が開かれています。 今回はこれを購入。ブロードウェイ・ミュージカルのような華やぎが気に入りました。 あごぱん 「飛ぶ神輿」 販売価格の 35,400円は、神輿の「ミ・コ・シ」に引っ掛けた由。 今回の個展で「神輿」をモチーフに据えたきっかけは、昨年あごぱんさんが宮島に行ったときに、建物がお神輿を彷彿とさせてイメージがふくらんだのがキッカケだそうです。 そこで、個展のメイン作品はこちら。販売価格は「ミ・コ・シ」に引っ掛けて 354,000円となっております。 あごぱん 「パンダ宮島の神輿祭り」 絵のそこここでいろんな出来事が起こっていて、おもしろいです。曼荼羅といいましょうか、人生双六といいましょうか。 あごぱん 「パンダ宮島の神輿祭り」 [左上部分] あごぱん 「パンダ宮島の神輿祭り」 [左下部分] 窓にうつるシルエットがなかなかおもしろい効果をあげています。ぼくが買った「飛ぶ神輿」もビル群の窓にシルエットが浮かんでおりますな。 昨年の「あごぱん展」@ The Artcomplex Center of Tokyo で、あごぱんさんの ある作品に描かれた窓のシルエットがおもしろく思えて 褒めたことがあるのですが、それが今回、あごぱんさんの背中を押したそうです。 あごぱん 「パンダ宮島の神輿祭り」 [中央部分] パンダたちは燕の背に乗って空を飛んでいます。 ぼくが買った「飛ぶ神輿」も、ご本尊が燕さんです。 さてこちらは対照的に、珍しくモノトーンの「和」の作品。じつは、これも買いたいなァと心が動いていました。 あごぱん 「おばけみこし」 いっぽうこちらは、西洋のテイスト。 あごぱん 「おはなみこし満開」 あごぱん作品は総じて色彩がじつにヴィヴィッドですが基本は和のテイスト。 「おはなみこし満開」のような西洋の花卉の色は、じつは あごぱん作品には珍しいものです。 あごぱんさんに帝国劇場ロビーのステンドグラスを作らせたら、これはもう、みんなアッと驚くだろうなぁ。 世界でも あごぱん さんだけのユニークな世界が、パブリックアートの場で展開されたら、どんなに楽しいことでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 18, 2016 12:09:42 AM
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