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カテゴリ:本
『ハーンの秘宝を奪取せよ 上』
クライブ・カッスラー著 ハーンの秘宝を奪取せよ(上巻) 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 巨大地震がバイカル湖を直撃した。ダーク・ピットは石油調査船を高波から救うべく現場に急行、間一髪で乗員らを救助する。だがその直後に、彼らは何者かに拉致されてしまう。時を同じくしてペルシア湾では、サウジ最大の石油施設が地震で壊滅。中国でも主要石油基地が原因不明の火災に襲われる―。世界の原油価格は急騰、その裏には巨億の富を握るチンギス・ハーンの末裔の影が。 『ハーンの秘宝を奪取せよ 下』 ハーンの秘宝を奪取せよ(下巻) 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 拉致されたのは地震学者だった。追うピットとアルはモンゴルの大草原の一角を占める敵組織に潜入。そこで二人が目にしたのは―いまだ未発見なはずの歴史上の謎、チンギス・ハーンの墓!?さらに、ゴビ砂漠の地下には、幾多の石油貯蔵タンクが…。各地の災害調査から意外な事実を突き止めたNUMA本部の情報を得て、ピットがついに追い詰めた黒幕とは。 過去の歴史的な逸話→各地で展開するバラバラのエピソード→それらが1つの巨大な陰謀。 シリーズ最初からこのスタイルです。 今回の始まりはなんと元寇。1281年の弘安の役です。 この本の中で一番面白い部分だったかも・・・・ってプロローグ(^^; 日本史で習うのは当然日本側の視点からであり、戦闘の様子も被害も日本中心としたもの。 これは元の視点で書かれている。 闇夜の中突如襲い掛かってくる日本軍、暴風雨にもまれる様子。 これまでそっちの視点で考えた事なんてなかったな。 ピットはNUMAの副長官なのに相変わらず現場にでて危ない事に首を突っ込み世界を救ってます。シリーズも19作目、大いなるマンネリですが水戸黄門的な面白さがあって止められません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月03日 12時21分43秒
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