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カテゴリ:本
『怖い絵 2』
中野京子 著 【内容情報】(「BOOK」データベースより) なぞめいて扇情的な『浴槽の美女』…彼女の死後に描かれたとしたら?のどかな神々の美人コンテスト『パリスの審判』…欲情と見栄が生んだ悲劇とは?女性を見つめるピカソの眼…どうしてこんなに怖いのか?本物の恐怖が味わえる名画20。 西洋絵画を鑑賞する際、ヨーロッパの文化や歴史に造詣が深くなければ 何が主題なのか、描かれてるのはどんな場面なのか、誰なのかサッパリ分からない、 なんて良くある事で(私だけか?そうではあるまい)、 せっかくの名画も、「きれ~~~~!」とか「これは好き」「これ嫌い」で終ってしまっている。 本書は大概の日本人から欠落している西欧の文化(歴史も宗教も慣習も含め)に対する知識を補い解説してくれます レンブラント「テュルプ博士の解剖学実習」 死刑囚は刑の執行後は解剖に回されたらしい。 見物人からお金を取るショーだった。 死体が足りなくなると墓荒らしも・・・・怖い ピカソ「泣く女」 ピカソの愛人ドナさんはよく泣く女だったそうで、 ここまで顔を崩して泣く程の何があったのか、 冷静に見つめるピカソが怖い。
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