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2008年08月17日
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テーマ:本日の1冊(3695)
カテゴリ:
『消えたカラヴァッジョ』
ジョナサン・ハー著

ついに真作発見か? 1990年アイルランドでみつかった「キリストの捕縛」.17世紀ローマで描かれた絵がいかなる経緯でかの地に眠ることになったのか? はたしてそれは本物なのか? 権謀術数めぐる現代ヨーロッパ美術界を舞台に,”聖なる人殺し画家”最大のミステリーに迫ったノンフィクション。


photo02.jpg
ダブリン,アイルランド国立美術館 キリストの捕縛



ノンフィクションですが極上のミステリでした。
登場人物は実在する人々、それが揃いも揃って個性的で事実は小説より奇なり、か?

カラヴァッジョに人生を捧げた男たちが沢山出てきますがそれほど魅力を持った画家だったんでしょう。

絵の来歴調査や発見された絵の修復過程が興味深いです。
それ以上に、間に出てくるカラヴァッジョの生涯が面白い。

本書ではカラヴァッジョにとりつかれる人をカラヴァッジョ派と呼んでますが、
私が取り付かれてるのはデレク・ジャーマン限定ラヌッチオだけどね(笑)



消えたカラヴァッジョ





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最終更新日  2008年08月17日 07時57分04秒
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