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2008年08月28日
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テーマ:本日の1冊(3695)
カテゴリ:
『別冊図書館戦争 2』
有川浩 著

「そんで、結局あの人たちは?」 熱血バカ・笠原郁と怒れるチビ・堂上篤、そして気になる「あの」ペアのその後を熱く描く! これにて幕引き、スピンアウト・別冊シリーズ第2弾。


年内に読めればラッキーーー!!と思ってたら意外と早く届きました。
超ウルトラスーパー激甘ラブコメだと覚悟して読み始めたら・・・別冊1がそりゃもうこれ以上は無いってくらいの激甘でしたから・・・あらら??でした。
面白かったですよ~~~♪




カバー絵の下にはちょっぴりネタバレがありますので未読の方はご注意下さい。




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1、もしもタイムマシンがあったら
緒方副隊長の大学時代の恋物語。
個性的な隊員の中にあって、唯一まとも?唯一大人??と思ってた彼の意外な過去。
だよねぇ、あの中で一目置かれてるんだから平凡であるわけがない。


2、昔の話を聞かせて
堂上(夫)の新人時代。
今でこそ堂上(妻)の援護に回る事が多くなってるし(そればっかり)、誰からも信頼される上官になってますが、実は郁ちゃんタイプ。頭で考えるより先に行動してしまうタイプで数々の武勇伝を持つ。
小牧との出会いも書かれてます。

郁が「昔の話を聞かせて」とおねだりし、仕方なく話し始める堂上。
回想の合間に入る夫婦の会話は激甘・・・というか、じゃれ合ってます。


3、背中合わせの二人
手塚と柴崎の恋(?)の行方。
この2人の組み合わせで最初からラブラブモード全開になるわけないんですよね。
手塚はまっとうな恋愛なんて経験した事ないし、柴崎は臆病だし。
まったく進展して無い二人はある事件をきっかけに劇的なクライマックスを迎える事となる(笑)

事の起こりはストーカー事件。
そっちが片付いたと安心してたらまたまた事件が。
2番目の事件はそれが始まった直後に犯人が分かってしまった。
ミステリとしては弱いけど不器用な二人の恋愛小説ミステリ風味と思えばそれも許せる。


恋愛成分は前作ほどじゃありません。
さらにハードでシリアスな内容になってます。


(ノベル)別冊図書館戦争(02)/有川浩





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最終更新日  2008年08月29日 08時38分30秒
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