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2008年09月13日
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テーマ:本日の1冊(3695)
カテゴリ:
『τになるまで待って』
森博嗣 著


τになるまで待って

内容(「BOOK」データベースより)
森林の中に佇立する“伽羅離館”。“超能力者”神居静哉の別荘であるこの洋館を、7名の人物が訪れた。雷鳴、閉ざされた扉、つながらない電話、晩餐の後に起きる密室殺人。

τって何なのさ!!!
φは数学で出てきたような気がする。何かは忘れたけど。
θ、以下同文
この先このシリーズで出てきそうなεやλ、何の事やらサッパリです。


密室殺人の謎を追う、本格の基本なんですが、妙に軽いのは女子大生加部谷の存在か。
道具立ては「いかにも」です。車が入れない山奥の洋館。出て行くことも入る事も出来ない状況。妖しい超能力者。そこに集まった7人は偶然が招き寄せたのかそれとも作為か。

Gシリーズの3冊目。間のθが未読ですが、どうやらこのシリーズは1話完結ではないらしい。
シリーズ全体を通して「あの人」の謎を解くのかな。

この本だけ、このシリーズだけ読んだのでは楽しめないと思います。
「すべてがFになる」から始まるS&Mシリーズ等著者の過去作品を知らないと、唐突に現れてそこにいるのが当然と思われてるけど・・・この人は誰?って人が複数いますから。


以下内容に触れますので未読の方はご注意下さい。


















これぐらいで良いかな。







このシリーズ、はっきり言って読後がスッキリしません。
本格は犯人探しよりもトリックを見破る事の方を重要視するとはいえ、犯人が誰かも無視できないはず。なのに・・・・・
山内・加部谷・海月の三人の大学生が推理に励み、トリックに挑むものの謎は解けない。
そこへやって来た犀川があっさりトリックを見破るのは良いとしても、犯人が誰か分からないのはイライラする。
何故神居は殺されなければならなかったのかも不明のまま。

1冊の本としては面白いとは言えない。
加部谷のおしゃべりにはうんざりしたりもします。
でも、全部読まないと謎は解けないらしい、どーしたもんだか。






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最終更新日  2008年09月13日 09時00分28秒
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