『WILD CATS』
清水玲子　著

とある雨の日、小学生の龍一君は捨て猫を拾う。ミャーミャー泣いてる子猫に混ざって
ネコとは思えない巨大なネコが1匹。
「これはネコなの？ネコなら飼っても良いけど・・・」と言うママの言葉に、龍一君は
「ネコだよ！ちゃんと爪も引っ込むし」と主張。それを聞いてたネコ（仮）は「ネコになる」と決意するのだった。


清水玲子の漫画のキャラでこれまで一番好きだったのはヒューマノイドのジャックだったけど
シーザーに代わりました。このメスのライオン・・・シーザーはライオンだったんです・・・は龍一君に恋してて、一緒に暮らすために本能を抑えて、龍一君のためだけに生きてるけなげな女の子。


シリーズ3編が収録されています。

WILD CAT
龍一とシーザーの出会い。ハーフの龍一とライオンのシーザーは共に「他者と違う」事で葛藤したり苛められたり。ある事件をきっかけに、大切なのは見掛けの強さではではなく心の強さだと知る龍一君。二人（？）の絆はより強いものになる。

WILD CAT　II
近所のおじいさんちのゴールデン・レトリーバーの子犬とお近づきになった1人と１匹。
ちびっ子ワンコのトングは生まれてまもなく母親から引き離され、その後あちこちの家をたらい回しにされ、かなりひねてます。
トングも可愛いよ～～～。
あぁぁイヌを飼いたい！！！

WILD CAT　III
シーザーの夢は龍一君のお嫁さんになる事。なのにある日龍一君がGFを連れてきた。
シーザーは彼女にやきもち焼いて、張り合って、できることなら望みをかなえてあげたいけど
ライオンだからねぇ。。。。。




Wild cats完全版