『秘密―トップ・シークレット (1) 』
清水 玲子著

秘密・・・誰にも言えない、知られたくない、墓場まで持って行く個人のプライバシー。

死体から脳を取り出し電気的な刺激を与え、死者が見ていた物を取り出す。
犯罪被害者は何を見たのか、加害者は何を見たのか。
当事者しか知りえなかったことが明らかとなり事件が解明される。

ネタばれOKな方はこちらかこちらをご覧下さい。
アニメの方は若干原作とは違うようだけど、原作を全部読んでないし、アニメは見てない(^^ゞ


死の前の10時間分の記憶が再生できる、ボケボケの寝たきり老人だったら天井ぐらいしか見てないからプライバシーも何もないので見られてもかまわないけど、今だったら？掃除の前の散らかった部屋や鏡に映った寝起きの顔が他人の目に晒されるのか？やだなぁ。。。
イケメンにーちゃんにぼーっと見とれてるなんてのが再生されたら・・恥ずかしくて生きてられない・・・だから既に死体になってるんだって（笑）

国家の存亡がかかってるとか、誰かを傷つけるとか、そんな大それた秘密は無いけど、他人には知られたくない密やかな些細な　秘密とも言えないプライベートな事柄は墓場まで持って行きたいね。


『秘密 ―トップ・シークレット―1999』
　　アメリカ大統領暗殺の謎を解くため読唇術の専門家ケビンが捜査に協力する

『秘密 ―トップ・シークレット―2001』
　　皇太子御成婚のテレビ中継の最中、少年たちが次々と自殺する。
　　科学警察研究所 法医第九研究室の青木と薪はMRI捜査で何を見るのか・・・



（コミック）秘密-トップシークレット-（01）／清水玲子