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カテゴリ:本
『紅無威おとめ組 かるわざ小蝶』
米村圭伍 著 内容(「BOOK」データベースより) 時は松平定信為政の寛政年間。ひょんなことから義賊に加わった軽業師の小蝶は、萩乃、桔梗とともに、私腹を肥やして幕閣から追われた田沼一族の裏金強奪計画を立てる。ところが、頭領の幻之介は、はるかに大きな獲物を狙っていた。世直しに燃える彼女らの思いとは裏腹に、計画は江戸城を揺るがす大事件に発展してゆく―。抱腹の痛快時代活劇。 3人の娘は皆個性的。 小蝶は江戸で大評判の軽業師、技を駆使して大活躍だし、武芸者姿の桔梗は細面の上品な美人で剣の達人。平賀源内を凌ぐんじゃないかと思われる発明家の萩乃に作れない物は無い。 3人を率いているのが自ら義賊暗闇組の首領と名乗る幻之介。 この源之助が「年の頃は二十代なかば、高い鼻梁に涼やかな目、ほっそりした優男です(まま)」という美貌の持ち主。 この幻之介の美貌と優しい言葉に小娘の小蝶はあっさり陥落。ガードの固い娘武芸者も内心憎からず思っており、男と女の事なんて嫌と言うほど知ってるだろう萩乃は本気で惚れてる。 でもね、でもね~~~~~~こいつは、幻之介は・・・・・・・・・ これもシリーズになるのね。その場の成り行きで紅無威おとめ組がスタートしたけど、虐げられた女を救うってのはまだだし。それは次のお話になるんでしょう。 この本、著者の他のシリーズを読んでると良いですよ。 ちょい役で出てくる人たちや挙がって来る名前にニヤリとできる(^。^)v な幻之介は「シバキ倒してやろか!!」ってくらい性格悪いです。逃げ出したって事はどこかで出てくるのかな。 紅無威おとめ組かるわざ小蝶 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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