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カテゴリ:本
『南総里見白珠伝 紅無威おとめ組』
米村 圭伍 著 内容(「BOOK」データベースより) 寛政元年八月、桔梗(老中・松平定信の妹、白菊姫)は、館山藩の礼姫から譲り受け、脇差の下げ緒に結んでいた白い珠が、青白い光を放ち、『孝』という文字を浮かび上がらせるのを見た。折も折、館山藩主・稲葉正武に不穏な動きがあるとの情報を伝え聞いていた定信は、その内偵を「紅無威おとめ組」に託す。すぐさま桔梗は、仲間の萩乃、小蝶とともに一路、館山へと向かうが、なぜかその一行に滝沢左七郎(のちの滝沢馬琴)なる冴えない戯作者の卵が付き従うことに…。「紅無威おとめ組」が館山で目にしたものとは―?白珠が奇っ怪な文字と光を発した理由に辿りついた時、三人娘の運命をも左右する空前絶後の闘いが始まった…。全く新しい女傑たちが巻き起こす大スペクタクル。時代小説の常識を覆す、大江戸チャーリーズエンジェル第2弾。 八犬伝で玉梓なんかが出ちゃったら、妖術に・・・・なるよねぇ。 前作に比べるとファンタジーと言うか伝奇と言うか、そっち色が強くなってます。 滝沢左七郎に期待したんですが・・・何をって、今回のヒーロー役、残念、使えない! 彼の野望は超人気ベストセラー作家になる事で、その取材のためにおとめ組にくっついて 館山まで行くけど萩乃にこき使われてるだけのような(笑) うらぶれた食い詰め浪人、行き倒れ寸前の登場は好みだったんですが(^^ゞ 幻之介の役回りが分かってきました。 それは・・・アンパンマンにおけるバイキンマン、ヤッターマン(今朝のテレビで実写版の話題が出てたの)におけるドロンジョ一味、グイン・サーガにおけるグラチーみたいなものかな。次回作も出てくるね。 紅無威おとめ組南総里見白珠伝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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