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カテゴリ:本
『末枯れの花守り』
菅浩江 著 内容(「BOOK」データベースより) ひとは誰もが花を愛で、花におもいを託す。朝顔を植うる少女は心寂しき人、朝ごとにひらく新しい花を心待ちに、それだけを生きるよすがに…。狐の姿をした少年は花に念を凝らして、来たらぬ待ち人におもいを寄せ、傲慢なまでの気質を持つ少女は百花の王たる百合をきどる。そんなひとびとの弱みにつけこむ闇の者がいれば、救いの手をさしのべる者もある。花を守る、青葉時実の美しくも儚き幻想の物語 幻想の世界に引きずり込まれてしまいました。 感想がまとまらない(^^ゞ 表現がとても美しく、波津さんの挿絵とあいまって妖しい世界を堪能できます。 常世永世姉妹の着物の描写がすばらしい。 こんな感想じゃこの本の良さは伝わりませんね。 文庫も出てるようですが、どっちも入手困難なようです。 単行本の方が私の好み。文庫のカバー絵はどなたなんでしょうね。 時実も日照間様も五郎十郎も美しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月12日 23時49分12秒
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