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カテゴリ:本
『おんみつ蜜姫』
米村圭伍 著 内容(「BOOK」データベースより) 敵は将軍吉宗さま?父を襲った刺客を追い、音に聞こえたやんちゃ姫・豊後温水藩の蜜が隠密行脚にいざ参る!凛々しい若侍に姿を変え、四国、備前に尾張、江戸。嫁入り話はひとまずおいて、従えるは忍び猫のタマ、謎の忍者・笛吹夕介だ。さあさあ姫の運命やいかに―。尾張柳生の暗躍や天一坊事件などをふまえ、史実と伝奇を変幻自在に行き来する痛快無比のエンターテインメント。 あぁ勘違い!で旅立ったお姫様、行く先々で大暴れしながら、ネコに助けられ、敵から秘伝を伝授され、勘違いも徐々に修正しながら事件の核心に迫って行きます。 天然が入った母上や水が大嫌いな忍びネコ、どこかヌケてるキャラたちが大活躍です。 これもシリーズ化しました。 蜜姫は諸国行脚に出てしまいました。 結婚は・・・どーするんだ??? 水戸黄門化するのかな。 端役ですが、吉宗と言えばマツケンの顔が浮かび、大岡越前では加藤剛の顔が浮かんできます。 どちらも清廉潔白正義の人のイメージ・・・・TVの影響は恐ろしい(笑) 越前はともかく、この中に出てくる吉宗はマツケンの暴れん坊将軍のように庶民の味方でもないし無欲のうちにその才能を買われて将軍職に付いたわけでもない腹黒策士。 こっちのタヌキな将軍様もなかなかやんちゃで可愛いらしい・・・・??????? 重厚な歴史物を期待してはいけない。軽く読める娯楽小説です。 が、史実な部分はよく検証してあると思います。 おんみつ蜜姫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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