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カテゴリ:本
『錬金術師ニコラ・フラメル』
マイケル・スコット 著 内容(「BOOK」データベースより) かつて、ひとりの錬金術師がいた。その名は、ニコラ・フラメル。古の秘儀書『アブラハムの書』を解きあかし、だれもが追いもとめたのに得られなかった、あの“賢者の石”を手にした―すなわち、不死の秘密をわがものにしたというが…。ニコラは、パリで死んだと言われている。だが、“賢者の石”についてはメモひとつ残されていない。生きていれば、七百歳に近いはずだ…。幻惑のノンストップ・ファンタジー。 いろいろ騙された~~~~~~~~(笑) まずタイトル。 「魔術師 ニコロ・マキャベリ」のタイトルで次巻が出てます。 で、勝手に連作だろうと思い込んでしまったんですね~~~(^^ゞ だってタイトルが個人名で・・・ 1巻はフラメルのお話、2巻はマキャベリと思うじゃないですか!思わない??(笑) 完全に続き物でした。 騙された、その2 装丁とタイトルから中世の錬金術師のファンタジーだと思ってたら、現代のお話でした。 Eメールにipodにケータイに、それがどうと言うわけではないけど、 肩透かし・・・みたいな(笑) 何を読むか、本を選ぶ時に中身を確かめる事も有れば、装丁やタイトルに魅かれて即決の場合もあって、これは後者でしたから(図書館ですが(^^ゞ) 全6巻だそうで、1巻は登場人物の紹介やら世界観の説明が多いものの、 ノン・ストップのジェットコースターみたいです。 大事件に巻き込まれた双子の高校生が錬金術師フラメルに守られながらとにかく逃げる。 神話や伝説の登場人物が大挙して出てきます。 フラメルは14世紀の錬金術師で賢者の石で不老不死。 悪役ディーはエリザベス1世のアドバイザーだったそうな。 男の子と女の子の双子で、女の子が30秒ほど早く生まれたしっかり者のお姉さん。 弟は、姉が獲得したした力に嫉妬し、一心同体だった姉が離れていくようで孤独を感じる。 その心の隙間に悪の手が忍び入りそうで、どっかにいましたね、こんな双子(笑) 読みながら「映画にでもなりそうだな」と思ってたら、なるそうです。 ハリー・ポッターはそろそろ終盤だし、ライラは座礁したし、ナルニアはどーなってるんだか。エラゴンもあったなぁ。ファンタジー乱立の映画界でこの作品はどーなるんだか。 全6巻、先は長いな~~~ 錬金術師ニコラ・フラメル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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