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2009年01月26日
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テーマ:本日の1冊(3695)
カテゴリ:
『獣の奏者I  闘蛇編』
『獣の奏者II 王獣偏』 
上橋 菜穂子 著

出版社/著者からの内容紹介
上橋菜穂子待望の長編ファンタジー
けっして人に馴れず、また馴らしてもいけない獣とともに生きる、宿命の少女・エリン。
母が指笛を吹き鳴らしたとたん、奇跡が起こった。だが、その奇跡を、母は「大罪」と呼んだ……。
獣ノ医術師の母と暮らす少女、エリン。ある日、戦闘用の獣である闘蛇が何頭も一度に死に、その責任を問われた母は処刑されてしまう。孤児となったエリンは蜂飼いのジョウンに助けられて暮らすうちに、山中で天を翔ける王獣と出合う。その姿に魅了され、王獣の医術師になろうと決心するエリンだったが、そのことが、やがて、王国の運命を左右する立場にエリンを立たせることに……。


「闘蛇編」は孤児となったエリンが蜂飼いのジョウンと暮らしながら多くの事を吸収し
王獣と出会い将来進むべき道を見つけ出すお話。
ゆっくりと進んで行くが退屈しなかったのは自然の描写のすばらしさとエリンの好奇心。

「王獣偏」は王獣を意のままに操る事ができるようになったエリンが政治にまきこまれ翻弄されるお話。



主人公は常に悩みながら決断している。
その結果は個人が背負える物ではないのにそれでも自分の心に従う。

エリンはルールをことごとく無視する。そうでなくては話にならないわけだが
ルールにはそれが定められた理由があって、その理由を知らないうちならともかく、
知ってさえなお破っていく。無謀なのか勇気があるのか。。。

かなり骨太なファンタジーでした。
オススメです♪




獣の奏者(1(闘蛇編))

獣の奏者(2(王獣編))




『まだ見ぬ恋人』
スーザン・エリザベス・フィリップス 著

内容(「BOOK」データベースより)
アナベルは亡き祖母の結婚相談所を継いだばかりだった。VIP専用の結婚仲介業。最初の顧客はアメフトの大物エージェント、ヒース。彼は完璧な妻を求めていた。彼に女性を次々に紹介していくうちにアナベルとヒースは親しくなり、シカゴ・スターズの夫婦たちで行なう読書会に参加した2人は湖畔のコテージで結ばれる。しかし、その後もアナベルはヒースに女性を紹介するという辛い仕事を続ける。2人の恋の行方は?ロマンスの女王のほのぼのとした最新作。


ロマンス小説は好きです。けっこう読んでます。
でもレビューをあまり書かないのは「書くほどのこともない」からヾ(・・;)ォィォィ
良い男と良い女が出会って紆余曲折の末結ばれると決まってますからね。
余程感動しないとレビューは書きません。

これ、全然感動してないです。
完全に私の好みじゃなくて、読んでてイライラして、あげく
「アナベル、バッカじゃないの~~~~~~~~~~~!!」と思ってしまったので
逆に書きたくなってしまいました(笑)

ゴタゴタした挙句、やっとアナベルを愛してると気が付いたヒースは彼女にプロポーズします。ところがアナベルは、ヒースは相手に対して忠実であることも、尽くすことも、力を貸し、慰めることも出来る、でも愛する能力は無いとプロポーズを断ります。

忠実であることには必ずしも愛は必要ないと思いますよ。
金銭的な見返りだとか様々な思惑で人は誰かに対して忠実になる事もあるでしょう。
力を貸したり慰めたり、これも愛以外の感情で出来る事。
でも尽くす、これは単なる行為ではなく、その行為をするための強力な動機付けが必要で
それは愛だと思うんです。相手に対する愛情がなければその行為は「尽くす」とは言わないような。
で、これら全部をひっくるめてたった一人に対している時、
それを愛と呼ばずして何と呼ぶのか。

ここであっさりOKしても良かったと思うんだけど、
契約してるページ数にするため無駄に話を長くしたのか???と。
紆余曲折にも程があろうって感じでした。




まだ見ぬ恋人





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最終更新日  2009年01月26日 17時30分06秒
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